防湿庫に「バカチョン」(死語、差別用語?)といわれるカメラ Konica BIG mini BM-301 が眠っている。これもとっくに昔に処分したはずなのに。

本個体は角にちょっとした傷がある以外に、美品といっていいだろう。フィルムも中に入っていて、透明小窓から富士フィルムカラーが見える。操作モード等の切り替えは裏フタのボタンでやるようだが、多くのことはできない。当時は評判の高かったコンパクトカメラのひとつ。35mm F3.5 単焦点レンズの搭載が功を奏したかな。しかし、いまになっては、完全な設計ミスといわれ、フィルムよりも安い価格でゴロゴロしている。

再び活躍する日は来るのだろうか。

131101-1.jpg131101-2.jpg

131101-3.jpg

どうせゴミなら、F100のほうがいいと言ったところ、速くも送られてきた。

131031.jpg131031-1.jpg131031-2.jpg

残念ながら、所詮ゴミなので、バッテリーホルダーMS-12は欠品。新品でも売っているが、ゴミに千円出す価値はあるか、悩むところ。取り敢えず、ジャンパ線をバッテリー室の奥に繋いで、外付け電源から6Vを与えたら、動くことが分かった。マイナス電極は1箇所。プラス電極は2箇所、本体用とファインダー用。

専用のモード設定ダイアルがなく、少し戸惑った。慣れると問題なさそう。噂通り、シャッターの音色が美しい。全体的に多少の傷がついていて、バッテリー室に腐食跡がみられたが、大事に使ってあげたい。

<追加>
 遊んでいるうちに、電池マークが点滅するようになり、シャッターが押せなくなった。理由は分からないが、電気系統が故障しているかも。バッテリーホルダーが外されたことも、それとの関連か。様子をみて、返品するかな。縁がない。フィルムカメラに関し、唯一の心残りであるF100との対面がこんな形で終わるのは想定外。

131030-1.jpg

防湿庫から、また1台が出てきた。とっくの昔に処分したはずなのに、不死身のように防湿庫の奥に眠っている。2CR5というバッテリーを使っているが、すでにバッテリー切れ。ジャンパー線で6V電圧を加えたら、まだ生きていることが分かった。

この機種は完璧にゴミ扱いになっている。バッテリーのほうが高価、あるいは、フィルムのほうが高価という現実を直視すれば、分解して、パーツ取りにしたほうが良さそう。名門のミノルタはカメラ部門をすでにソニーに売却済、オートフォーカスの技術を実用化したのに、デジカメの波に淘汰された。

28~105mmズームレンズとの組み合わせで、写真を撮るにはそれほど問題があるわけではないが、操作性が悪く、自分にとっても使う予定がない。

可哀想。。。

アマチュア無線局が開局し、暫くは運営、CWの猛練習に励む。ハードの収集は一段落かな。置くスペースがないのが現実。

131029.jpg131029-1.jpg

少し暇になり、防湿庫を整理してみたら、古いフィルムカメラ Nikon F80が出てきた。バッテリー切れになっているが、フィルムはまだ中に入っている。最後に撮影したのはいつだろう。10年前かも。

ヤフオクをみたら、2千円で即決落札可能。世間にはゴミだという認識か。どうせゴミ同士なら、最終機種のF100に取り替えたい。

でも当時一生懸命働いてくれたので、デジカメよりも愛着している。一枚一枚慎重に構図や露出を決めて撮影するなら、フィルムも悪くない。プリントしてアルバムにすれば、思い出になる。

単3電池4本を取り替え、レンズをつけたら、軽快に動き出した。軽いし、ファインダーは見やすい。フィルムカメラ時代に別れを告げたこの1台にまだまだ活躍の場面がありそう。

131030.jpg

新発売のニコン D800/D800E の高解像度力を引き出せるレンズとして、以下の16本がニコン社から推薦されているらしい。大切な情報なので、メモしておく。

<高解像度レンズ一覧>
  AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8 G ED 希望小売価格 ¥285,600
  AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8 G ED ¥273,000
  AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8 G ED VR II ¥315,000
  AF-S NIKKOR 16-35mm F4 G ED VR ¥161,700
  AF-S NIKKOR 24-120mm F4 G ED VR ¥163,800
  AF-S NIKKOR 200-400mm F4 G ED VR II ¥1,050,000
  AF-S NIKKOR 24mm F1.4 G ED ¥285,600
  AF-S NIKKOR 35mm F1.4 G ¥241,500
  AF-S NIKKOR 85mm F1.4 G ¥225,750
  AF-S NIKKOR 200mm F2 G ED VR II ¥861,000
  AF-S NIKKOR 300mm F2.8 G ED VR II ¥766,500
  AF-S NIKKOR 400mm F2.8 G ED VR ¥1,386,000
  AF-S NIKKOR 500mm F4 G ED VR ¥1,176,000
  AF-S NIKKOR 600mm F4 G ED VR ¥1,491,000
  AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED ¥87,150
  AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8 G IF-ED ¥124,950

まだ自分は1本も所有していないが、欲しい順番を書き出すと5本目、1本目、最後の16本目、9本目になるかな。ほかのは経験上無くても困らない。

当面の趣味は電子工作に向いたので、カメラに関してはほったらかし状態。しかし、中国の知人と話したら、いきなり新発売のニコンD800を買いたいと言い出した。さすが皆が金持ちになったね。自分はまだ購入の気持ちすらないのに。

それでも、折角なので、FX用レンズを一本あげたいと思った。自分のところに置いてもそれほど活用していないし、このうち良いものを買い直すチャンスにもなるから。

ということで、手持ちのニコンレンズを整理して、どれがいいかを物色することにした。

まず、マニュアルレンズ。28mm/2.8, 50/1.4, 105/2.5 の3本しか残っていない。付けられないデジカメもあるし、あげても喜ばれることはないので、却下。

120303.jpg

つぎは単焦点AFレンズ。デジカメ用というよりもフィルムカメラ用に作られた古いもの。20mm/2.8, 35/2, 85/1.8, 180/2.8 の4本。20mmなら嬉しいかな。

120303-2.jpg

それから、FX対応レンズ3本。18-35mm/3.5-4.5, 50/1.4, 70-300/4.5-5.6。

120303-3.jpg

最後にDX専用レンズ3本。12-24mm/4, 35/1.8, 16-85/3.5-5.6。

120303-4.jpg

4本目の大物DXレンズが忘れるところだった。18-200mm/3.5-5.6。

120303-19.jpg

さて、役に立ちそうでしかも喜ばれることを考えると、FX用広角ズームレンズ 18-35mm/3.5-4.5に絞ることにした。

120303-5.jpg

自分も今年デジカメとレンズを買うぞ。いまだにニコンD80を使ってるし。ただ、昨年も同じことを言っていたので、有言無行になるかも。欲しい計測器がまだまだあるから。

King-0.jpg

手元にたまたま残っているカメラの一台。型番が分からないが、ドイツ KING KG社製 Regulaシリーズのひとつ。あまり見かけない一台だが、中級品のカメラ。

KING KG社は1951年、ドイツのBad Liedewzell地方の元時計メーカーであったキング氏が創設したカメラメーカー。多種類の中級カメラを製造してきた。中でもこの KING Regulaシリーズが主製品だった。1984年にディスクカメラに手を出したために失敗し、カメラ業界から撤退したらしい。

このカメラ、貼り革は一部剥がれているが、クロームメッキの質はよく、まじめにつくられた、ドイツらしいものだ。

距離計は非連動タイプだが、内蔵されている。軍艦部左側、巻き戻しダイアルの下部にある、フィート目盛りのダイアルを回すと、ファインダー内の2重像が連動して動く。距離合わせが終わったら、その値を手動で、レンズフロントのリングを回してセットする。ややこしい手順ではあるが、外付け距離計の内蔵化と思えば理解できる。

簡易露出計もファインダーに内蔵されている。1~6までの数字があって、軍艦部背後の右側窓から覗き、適切な明るさで読み取れる数字が明るさを表すのだ。正面の真ん中、細長い枠がその採光窓。しかし、その数字(LV値)をどうやって絞り値やシャッタースピードに換算するか、対応表はカメラに記されていない。

シャッター PRONTOR-SVS、B, 1~300、シンクロ V, X, M付き。絞り 2.8~16。絞りとスピードは別々にセットする。

レンズ Cassar 45mm F2.8、コーティングあり。

フィルムカウンターは手動でリセットする。巻き戻しロックレバーは底蓋にある。

撮影に必要な機能は一通り備えたカメラだが、当時の日本製カメラに対抗する力はもってなかったと思う。

King.jpg King-2.jpg King-3.jpg King-4.jpg King-5.jpg

Leica3c-1.jpg

手持ちのこの一台は、シリアルナンバー 484316。Leica Pocket Bookによると、1949~50年に製造された Leica IIIcというものだ。

ライカ IIIcの最大の特徴はダイキャストになったこと。それまでの板金製だったボディが堅牢で加工しやすく、再組み立て時精度を出しやすいアルミ合金ダイキャスト製に変わった。ただ、サイズが幅が2.8mm、高さが2mmと大きくなり、カメラの分解もやりにくくなってしまった。

しかし、底蓋のメッキ剥がれからも分かるように、品質に問題があった。しかも、この現象はこの一台に限らず、当時つくられたものによくみられる。

第2次世界大戦が1945に終わり、ライツ社が外貨獲得のためにも、ライカの生産を再開した。しかし、資材の欠乏等の理由で、戦前の品質まで復活できなかった。また、伝統的なグッタペルカではなく、シャークスキンと呼ばれる縦皺の革張りになっていた。

ライカを買うなら IIIf か、戦前のものいいよ、そういわれるゆえんがそこにある。

でも、戦後ドイツの苦難を象徴するためにも、自分はあえてこのライカをも大事にする。ライカにも品質の良くない時代があったことを皆に伝えたい。

Leica3c.jpg Leica3c-2.jpg Leica3c-3.jpg

Canon7S.jpg

1965~1969年に発売された、キヤノン社製レンジファインダーカメラの最高峰 Canon 7S。製造台数は約19,000。

これをもって、戦前の標準型(ハンザ・キヤノン)に始まる、キヤノン社製レンジファインダーカメラの歴史は、32年間という時を刻み、終焉を迎えた。その後、キヤノン社は一眼レフカメラの開発・製造に転向して、記念モデルを含め、2度とレンジファインダーカメラをつくることはなかった。

最大の特徴はCds露出計を内蔵したこと。電池を使うことで、いまとなって、多くのひとに嫌われている。いずれ故障するからだろう。そういう意味で、ライカは最後まで、露出計をバルナックライカに内蔵させなかったことが正解だったのかもしれない。

ファインダーは大きく、非常に明るく、数あるライカコピー機のなかでは最高の出来だろう。ブライトフレームが35mm, 50mm, 85(100)mm, 135mm 焦点に対応し、軍艦の左側にあるダイアルで4段切り替える。また、ファインダーアイピースは大きく覗きやすい。その右にはダイアル式の露出計スイッチと、押し込むと露出計が作動する測光ボタンが配されている。

1軸不回転式シャッターダイアル、レバー式巻上げ、クランク式巻き戻し、裏蓋のオープンによるフィルムカウンターの自動リセット、使い方は現代カメラとなっている。なお、シャッター幕は金属製、耐久性に優れている。

「50mm F0.95」という現在でも民生用として最も明るいレンズを装着できる。

60年代後半の製造でもあって、いまでも露出計を含めて、手持ちのこのカメラは完動の状態にある。

Canon7S-2.jpg Canon7S-3.jpg Canon7S-4.jpg Canon7S-5.jpg Canon7S-6.jpg Canon7S-7.jpg Canon7S-8.jpg

借りた本に面白いことが書いてある。

「だから1枚レンズは最優秀」だと。

最近のレンズといえば、お決まりのズームレンズだけになってしまうきらいがある。単焦点は製造中止になったりする。しかし、複数枚のガラスによる光の吸収・反射により、光の明るさが落ちたり、フィルムやCCDに到着した光の質が変わったりするのは自明のことだろう。重量、金額、整備のしやすさからいっても枚数の多いレンズは感心しないという。

メーカーにとっては、高く売れる。それがブームの一因だと指摘できないのか。

さらに、著者は凄いことをいう。

使い捨てカメラはカラーが最高によく映る。それは1枚レンズ(単玉)だからであって、使い捨てカメラに優るカメラは地球上にない。これと同じ道理でトイカメラ(玩具カメラ)のカラー写りは最高。単玉レンズつきトイカメラでの描写は東郷堂製が出色のでき。

Simple is best。生活のなかでも、精密機器でも、その哲学は生きている。