ぼろぼろ外観の初代2眼レフカメラ Rolleicord art deco (日本では俗に言う金ピカコード、1933年~1936年製造、生産数 32508台)だが、形見として大事に保管している。

このカメラ、当時の中国お金持ちのために出荷されたものと推測する。本体右側のピントノブに、右から左へ(いまの中国では横書は左から右へに変わった)と「徳国製」と書いてあるのがその証拠。その上と下にもドイツ語が書かれているが、なかなか判別できない。また、ネット上の写真を見る限り、巻き上げノブに書いてある、「Made in Germany」刻印も珍しいものかもしれない。

つまり、30年代の中国富裕層のために、中国語で刻印して出荷したカメラだった。第2次世界大戦が始まると、ドイツとは敵対関係になったので、公な輸入はできなくなったはず。なお、「日本向け出荷」に類似する意味の刻印はドイツ製カメラに歴史上なかったと思う。

撮影レンズがTriotar 7.5cm F4.5 Carl Zeiss Jena製、シャッターが Compur 1/300秒、など、レンズキャップを含め、すべて当時の純正部品であることも良い。ほかには写真に映ってないが、ぼろぼろのオリジナル革ケースも付いている。

現状ではシャッターは完動、レンズにはカビや傷がなく、撮影可能だが、デジカメ時代では勿論死蔵品にしかならない。たまにシャッターを切って動かしてはいる。

故人が中古で入手したらしい。ローライフレックスではなく、このコードを選んだ理由は恐らく経済的なことからだろう。中古とはいえ、優に数年分以上の給料であったはずだし、話を聞くと印税まで使ったとか。当時の中国では、35mmフィルムだと自家現像できず、120フィルムを使うコードは最適な選択肢だっただろう。

それにしても選び方は素晴らしかった。当時の状況はどうだったのかは分からないが、カビ・傷・コーティングなしのレンズ、最も整備しやすいシャッターなど、長期に渡って使えるカメラを選んだわけだ。なによりもこの「徳国製」刻印、ライカやコンタックスにもあったが、ドイツ製カメラ史上でも数少なかったはず。

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市場ではフィルムカメラはゴミ化されているので、自分の持ち物が気になってきた。

現状では、ニコンカメラについて、未使用品以外に、MFの Nikon F3 と AFの Nikon F80、計2台を持っている。必要最小限のつもりだけど、それでも多いと言われそう。

F100の中古価格が安いので、F80をF100に切り替えることを考えてしまった。いや、いっそうのこと、F5にするのも一案。でもあのデカさ、重さ、嫌だったけどな。F100に留めるべきかな。贅沢な悩みは暫く続きそう。

何十万円もするスイス時計に比べて、カメラユーザは本当に幸せ。でも結局のところ、日本メーカーや販売店って販売下手なんだよね。F5辺りのものが作れるのはニコンかキヤノンしかいないので、価格の高値維持はいくらでもできそうな気がする。5万円じゃ、いくらなんでも冒涜だよね?ライカのM3~M8、良品が5万円になったことは聞かないし、生産量の違いはあるにせよ、その格差は大きすぎる。

デジカメになれば、ゴミ化ペースはさらに激しい。いままで生産されたデジカメに数十年後に残れるものはあるのだろうか。

そう考えれば、クォーツ時計や、電子カメラ等、電子化された製品すべては、後世にとって、ゴミでしかなかったのか。良い話ではない。

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自分もこの数年、フィルムカメラを一度も使ったことはなかった。現状でも、中古市場では、フィルムカメラ(銀塩カメラ)の価格は暴落している。

かつての最高級一眼レフカメラ Nikon F5(当時の販売価格30万円強)でさえ5万円前後で程度の良いものが買えるのだ。暇なので、中古カメラ屋 Map Camera さんの現時点のプライスリストから、ニコンの代表的な一眼レフカメラをピックアップしておく。すべては良品という状態のもの。

 Nikon F eyelevel ¥69,800
 Nikon F2 eyelevel ¥69,800
 Nikon F3 ¥39,800
 Nikon F3 HP ¥39,800
 Nikon F4S ¥29,800
 Nikon F5 ¥52,800
 Nikon EM ¥17,800
 Nikon FE2 ¥23,800
 Nikon New FM2 ¥39,800
 Nikon FM3A ¥69,800
 Nikon F100 ¥29,800

使い倒すという気持ちで、Nikon F5 や F100 を手に入れて写真の楽しみを覚えると良いよ。デジカメが便利だが、写真の勉強には却ってフィルムカメラのほうが良い。値段も圧倒的に安い。

自分として狙っているのは、一眼レフカメラ用レンズ。とくに生産中止になったもの。将来、フルサイズデジ一が10万台で買える時代になれば、これらのレンズはまた活躍の場を迎え、人気になるだろう。

とくに単焦点レンズは比較的整備しやすく、長持ちになれる。暴落を尻目に、じっくりと程度の良い単焦点レンズを手に入れてみたい。購入したら、すぐにメーカーのサービスセンターに出してOHして頂こう。

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ロータリーシャッターを搭載したハーフサイズカメラ。アメリカ製。

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—- Universal Mercury II (Model CX) —-
ユニバーサル社 マーキュリー II

1946年に製造開始されたハーフサイズカメラ。つまり、フィルム1枚のサイズはふつうのライカ判(24x36mm)の約半分(24x19mm)しかない。だから、例えば36枚撮りの市販フィルムを使うと65枚まで撮影できる。とても経済的。ハーフサイズカメラとして有名なのが国産オリンパス社の一眼レフカメラ Pen F シリーズだが、こちらは遥か昔の先輩。

このモデルの前身に、戦前1938年発売の Mercury I (Model CC) もあった。I 型が特別なフィルムカートリッジを使用するのに対して、こちらの II 型では、現在市販中の 35mmフィルムを使用するので、フィルムに困ることはない。

独特なスタイルは見る者を引き付ける。まず目に付くのは、トップカバーにある扇型のでっぱり。このカメラには、回転するロータリーエンジン、ではなく、ロータリーシャッターを搭載しているから。オリンパスの Pen F もロータリーシャッターなので、偶然の一致なのだろうか。

カメラの正面に、巻き上げノブとシャッタースピードノブのでっぱりも目に付く。ロータリーシャッターのチャージとスピード調整が目的だが、シャッターの前に配置して、構造のシンプル化を図っただろう。

剥き出しになっているアルミ合金の外観も印象的。いまとなって、腐食や汚れの多い個体がよく見られるが、当時では綺麗に磨かれたアルミ合金の放つ独特な光沢に、メッキにない魅力を感じたひとも多かっただろう。

このカメラはとても頑丈、すこしでも凹んだ痕跡のある個体は見たことがない。アメリカ人のカメラに対する考え方がつくりに反映されているかもしれない。対極にあるのは、たとえば名機 ローライ 35。凹んでいないローライ 35 を探すのに苦労する。

レンズの交換できるところが評価ポイント。見つかることは難しいが、標準の35mmレンズ以外に、望遠レンズ 75mmと125mm もつくられていた。独特なスクリューマウント。回せば簡単に交換できる。

<スペック>
型 名 ユニバーサル社製 マーキュリー II (モデル CX)
     Universal Mercury II (Model CX)
生産国 アメリカ(1946年)
フィルム 35mm
レンズ Tricol 35mm F2.7、コーティングあり。レンズ交換可能。
シャッター ロータリー式、T・B・1/20~1/1000秒、シンクロ付。セルフコッキング。
距離合わせは目測式。フィート距離目盛。
露出計なし。
フィルムメモや露出表は裏蓋についている。
フィルムカウンターのリセットは手動で回すタイプ。

巻き上げノブは正面に位置するが、回せばフィルムカウンターも一緒に回る。

シャッタースピードノブが回転するので、ライカと同様、巻き上げてからスピードをセットする。奥に少し押し込んで回すのがコツ。

では使い方の説明。

<使い方>
底カバーの左端のボタンを押すと裏蓋が開く。巻戻しノブを上に持ち上げて、フィルムを左スペースにセットする。先端を右側のスプールに挿入し、裏蓋を閉める。フィルムカウンターを手で回しリセットする。

巻き上げノブで巻き上げて、シャッタースピードをセットする。絞りリングはレンズの周りにある。

被写体までの距離を目視で決め、レンズ周りの距離あわせリングをセット。フィート目盛なので、メートルからの換算が必要かもしれない。

トップカバーの右肩にあるレリーズボタンを静かに押すとシャッターが切れる。回転音が聞こえる。

巻戻し解除ノブが正面にある。レンズの下にあるそれを半回転させて、Rewindに矢印を合わせる。巻戻しノブを回して巻戻す。
</使い方>

使ってみて判るが結構重いカメラ。シャッターの回転、スピードノブの回転、巻き上げノブの回転、視覚や聴覚にいい刺激を与え、楽しい。

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工業芸術品と絶賛される、米国工業デザインの傑作。

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—- Kodak Bantam Special —-
コダック社 バンタム・スペシャル

艶やかな漆黒のエナメルを走る白銀のストライプ。 その流線形を構成する柔らかな曲線。 遥か68年前の1936年に米国イーストマン・コダック社が世に送り出し米国工業デザインの傑作。

デザインは素晴らしい。1936年といえば、ライカ IIIa やコンタックス II が発売されていた年。ところが、それらと比較するとすぐに本機のモダン性に気づくだろう。何十年もの昔どころか、21世紀の今日でもまだ通用するデザインはさすが。超未来型のカメラといえよう。しかも珍しいことに、貼り革は全く使われていない。当時のカメラといかにかけ離れているかを物語っている。

サイズも小さい。蛇腹なので、前扉をしまうと、ポケットに入れられる。ライカに比べて軍艦部は若干高くなっているが、高性能なファインダーが内蔵されるいるためだろう。横幅は逆に短い、複雑なフォーカルプレンシャッターではないからだろう。

搭載しているエクターレンズは評判が高い。どれくらいのひとが実写したかは判らないが、エクターのなかでも、本機ととカートン用エクターはとくに評価されていて、一種の神格が加えられている。

スーパー・イコンタ風の距離計は見やすい。イコンタの回転式レンズと違って、ピント合わせリングを回すと、距離計レンズの首が左右に動く。イメージは上下分割式、プリズムによって光がそれぞれ上下に導かれていて、ハーフミラーは使わない。だから劣化の心配はほとんどなく、長寿命なのだ。イメージは望遠レンズのように拡大されていて、精度が高い。

本カメラの難点はその使用するフィルム。専用の828フィルムはだいぶ昔に生産中止。自分で127フィルムをカットして使うか、特別にカットしてもらう小口注文サービスを利用するしかない。ただ、ネット上にふつうの135フィルムを工夫して使う方法も紹介されている。

もうひとつ、蛇腹が光線漏れの個体が結構みられる。約70年も昔の製造なので、仕方がないことかもしれないが、蛇腹部分の光線漏れをしっかりチェックしよう。ただ、フィルムが入手問題なので、実写は難しいかもしれない。

スローシャッターでは粘りが起きている個体が多い。ただ、レンズの前群を手で回して外し、さらにシャッターカバーを取り外せば、手軽にメンテナンスができるから、気にすることはあまりないだろう。レンズ交換ができない分、ライカに比べてシャッター関係は整備しやすく、壊れにくい。

<スペック>
型 名 コダック社製 バンタム・スペシャル
     Kodak Bantam Special
生産国 アメリカ(1936年)
使用フィルム 828
レンズ Kodak Anastigmat EKTAR 45mm F2、コーティングなし。
シャッター Compur-Rapid、T・B・1~1/500秒。T・Bはシャッターチャージしないで開くタイプ。シンクロ、セルフタイマなし。
連動型距離計付き。上下分割像だが、イメージが拡大されていて、精度が高く、見やすい。ビューファインダーとレンジファインダー(距離計)は別々となっている(2眼式)。ビューファインダーにフレーム等、変わった表示はない。フィート距離目盛、最短撮影距離 3ft。
露出計なし。
1枚1枚のフィルム出しは、裏蓋の緑窓(赤窓ではない!)を目視して確認するタイプ。
シャッターはチャージレバーでセットし、レリーズレバーで切るタイプ。2重撮影防止機構はない。

では、使い方を見ていこう。

<使い方>
前扉の脇にある小さなレバーを押すと、前扉が開く。前扉の下部分にツマミがあり、それを引っ張り出すと足が出てきて、カメラを縦にうまく立たせることができる。

つぎにフィルムを入れる。左肩、巻上げノブの隣にあるツマミを上に引っ張ると裏蓋が開く。フィルムを右側にいれ、先端を左の空スプールに差し込む。裏蓋を静かに閉める。裏蓋の緑窓からフィルムの数字を確認しつつ、裏蓋の左上部にあるボタンを押しながら巻上げる。慣れないと巻上げ操作は難しいかもしれないが、カメラをお腹に当てて、左手の親指でボタンを押し、右手で巻上げるとやりやすい。

露出計は内蔵してないので、外付露出計か勘で露出を決める。レンズ周りのリングでシャッタースピード調整、レンズ下のレバーで絞り調整を行う。Tと B 以外のシャッタースピードではシャッターチャージレバーをセットする。なお、順番としては必ず、スピード調整の後にシャッターチャージ。逆だとシャッターに悪影響を与えることもあるのでご注意を。

レンズ周りのレバーでピント合わせを行う。距離計は拡大イメージなので、とても見やすい。人差し指か中指でレリーズレバーを押し、シャッターを切る。

そのピント合わせレバーを最後まで押し込むと、ロックが解除され、前扉をしまうことができる。
</使い方>

フィルムの入手が困難かもしれないが、スーパー・イコンタ風の距離計、最高級エクターレンズ、デザインやエナメル塗装の素晴らしさ等、持つだけでも楽しい。アメリカ製カメラは日本ではあまり評価されていないが、このスペシャルモデル等は特別、2次大戦に勝てたアメリカのもつ圧倒的なパワーを雄弁に物語ってくれる逸品。

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唯一無二なシャッター機構をもつカメラ。とてもユニーク。

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—- Purma Special —-

ベークライト製。可動パーツの少なさがまず目に付く。トップカバーの右端にあるのは巻上げノブ。左の凹みにあるのはレリーズボタン。真中の前方にあるのはシャッターチャージレバー。ほかにレンズが沈胴できるぐらいで、可動部分は外からいっさい見えない。

では、絞りやピント合わせ、シャッタースピード等はどうやって調整するの、不思議に思うよね。実は、このカメラでは絞りもピント位置も固定式、調整不要なんだ。シャッタースピードは Slow/Normal/Fast の3段に変えられる。カメラを縦に構えると、Slow かFast、つまり、右の巻上げ側を下にすると Fast、上にすると Slow に変わる。横に構えて撮影すると中間の Normalスピードになる。シャッターはなんとフォーカルプレーンシャッター、メタルシャッター幕。引力を利用して、重りの向きによってシャッタースピードが決まるらしい。だから、引力のないところでは撮影できない。

シンプルの割に結構大きい。とくに横は半分にすればちょうどいいぐらいの大きさ。そのわけは変わったシャッターの搭載にあるだろう。菱形の胴体に、左右両側が半円形。手で持ちやすくするためのデザイン。ビスは外からは1本もみえない。ボディの大きさに比較して、レンズは小さく、迫力はまるで感じない。

<スペック>
型 名 イギリス製 Purma Special
生産国 イギリス(1937~1951年)
フィルム 127。 3x3cm の正方形画面。
レンズ Beck Anastigmat 2+1/4inch、F6.3。
シャッター フォーカルプレーン横走り、3段可変スピード。メタルシャッター幕。
距離計も露出計もついていない。
ファインダーにフレーム等の変わった表示はない。
1枚1枚のフィルム出しは、裏蓋の緑窓(なぜか赤窓になっていないね)から目視で確認するタイプ。

シンプルなので、使い方はそう難しくない。

裏蓋は左右のどちら側から強引に引っ張って取り外すタイプ。ロック機構もなにもない。127フィルムを左にセットし、先端を右の空スプールに差込み、裏蓋を閉める。フィルム圧板にTopとの表示があり、向きを上下逆にならないようにしよう。裏蓋の緑窓をみながら、巻上げておく。

絞りもピント合わせもできないから、やれることはスピード選びぐらい。正方形の写真になるので、使いたいスピードに応じて、縦か横に構える。斜めではスピードエラーになるかもしれないので、斜めの撮影はしないほうがいいだろう。シャッターチャージして、レリーズボタンを押し、シャッターを切る。また巻上げる。

撮影終われば、裏蓋を取り外し、フィルムを取り出す。

レンズをカビ等から守っておけば、いつ経っても作動してくれるカメラだろう。シャッターがとてもシンプルなので、器用なひとだと誰でもメンテナンスできる。数点の部品しかないから、驚くかもしれない。ただ、127フィルムがいつまで手に入れるかは心配。最近のクラシックカメラのブームのお陰で、多少供給してくれるようになったけれど。

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実用性に徹した、実質最後の国産2眼レフカメラ。

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— YASHICA Mat-124 G —-
ヤシカ社 ヤシカマット 124 G

ローライフレックスから始まった2眼レフは歴史が長く、とくに戦後、安いコストでつくれる実用機が数多く発売され、1950年代まではその全盛期だった。撮影レンズの上に、ピント合わせや撮影エリアを確認するためのビューレンズを設けることで、安い、頑丈、実用、3拍子の揃ったカメラをつくることができ、大ブレークした。しかし、60年代に入ると、国産一眼レフにその地位を譲り、衰退していき、1970年に発売されたこのモデルは実質最後の国産2眼レフとなった。マミヤのレンズ交換式2眼レフもあったが、ローライタイプとは別ものと考えよう。

2眼レフは基本的にローライと似たような構造だが、このヤシカマット124-Gはさらにデザインまでローライを徹底的に真似しだ。正面の絞りダイアルとシャッタースピードダイアル、ここまでに似せたスタイルは却って珍しい。しかし、スペックはなかなかのもの、Cds素子露出計搭載、フィルムも12枚撮りの120以外、24枚撮りの220も使える。高価なローライが買えなかったひとには十分アピールできた商品だったと思う。

<スペック>
型 名 ヤシカ社製 ヤシカマット 124-G
     Yashica Mat-124 G
生産国 日本(1970年)
フィルム 120(12枚撮り)、または 220(24枚撮り)。
レンズ 下の撮影レンズ Yashinon 80mm F3.5、コーティング有。
     上のビューレンズ Yashinon 80mm F2.8、コーティング有。
シャッター Copal-SV、B・1~1/500秒、MX シンクロ、セルフタイマ内蔵。
連動型露出計内蔵 Cds素子、水銀電池必要。対応するフィルム感度 ASA 25~400。
フィルムカウンターはオートリセット式。

露出計用電池はボディ左側の電池室に入れる。ファインダー・フードを開けるとスイッチ ON。フィルム感度、絞り、シャッタースピードと連動する。露出計の赤色針に追針式黄色針が合うように調整すればよい。

底のノブを O (Open) の方向に回ると、裏蓋が開く。フィルムを底に入れ、フィルムの先端を上の空フィルムスプールに差し込む。フィルム圧板を上下スライドすれば、120または220フィルムに対応する。フィルムのスタート位置を、120フィルムなら緑矢印、220フィルムなら赤矢印にあわせて巻上げる。裏蓋を閉め、底のノブをC (Close) の方向に回してロックする。

ファインダー・フードを開け、露出計オンさせる。絞り値やスピード値がローライと同様、レンズ上の窓から数字が読めるので、セットしやすい。巻上げクランクはボディの右側にあり、ストップまで時計回りに回し、逆方向に戻す。

ファインダーを見ながらピント合わせをする。ピント合わせノブはボディの左側にある。静かに正面のレリーズボタンを押し、シャッターを切る。レリーズボタンの根元にロックレバーもあり、Lの位置にすると押せなくなる。

撮影終えたら、裏蓋を開け、フィルムを取り出して完了。

ローライに慣れたひとには、全く戸惑うことなく、使用できるカメラ。スタイル上、これと言った特徴はないが、実用に徹した2眼レフ。最後のモデルということもなり、露出計以外に、トラブルも少ないカメラだろう。

デジカメの台頭によって、記録用としての使い方は少なくなるが、機械式カメラの頼もしさ、頑丈さはますます注目されていくだろう。貧弱な蛇腹カメラや、複雑なライカのような小型カメラよりも、2眼レフがその長寿命性が発揮するだろう。最後に生き残るカメラは2眼レフ、そうなるかもしれない。

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フィルムメーカーのドイツ・アグファ社製中型蛇腹カメラ。

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—- Agfa Isolette III —-
アグファ社 イソレッテ III

手元に色々な機種が転がっており、素材選びに困ることはないが、まとまりのある文章に仕上げるには根性が試される。幸い、仕事ではないし、気が向いたときに書けばいいので、気長にお付き合いくださいね。

今回はドイツのフィルムメーカーアグファ社製のカメラ紹介。フィルムメーカー、例えば、アメリカのコダック社や、日本の富士写真や小西六等も、色々なカメラをつくってきた。しかし、フィルム消費が目的なので、高級機よりも、大衆の手が届く価格帯のものが多かったようだ。より安いコストで、より多くのひとに撮影してもらう、そういう発想が根底にあっただろう。アグファ社から発売されたさまざまなカメラも、大衆向けのものがほとんど。名機がなかにいくつかあったが、全般的に評判はとくに日本ではそれほど高くなかった。

本機イソレッテIII は120フィルム使用の中型蛇腹カメラ、1950年代発売のイソレッテシリーズ最終モデル。距離計の内蔵がその特徴。レンズには連動しないが、ふつうの撮影には十分だろう。なお、同じカメラが、アメリカでは Ansco Speedex Special “R”というブランドで発売されていた。実力のある証とみていいだろう。

まとまりのある外観。左右両側にカーブしながら下がるファインダーのデザインが魅力的。レリーズボタンと前扉ロック解除ボタン、巻上げノブと被写界深度ダイアル、うまく左右対称に配置してある。その前扉ロック解除ボタンを押すと、前扉が勢い良く開くので、手で押しながらゆっくり開放してやるといいかも。

難点は蛇腹の弱さ。ツァイスイコン社製と比べ、角のところに光線漏れが生じる個体が多い。数十年も経ったので仕方のないかもしれないが、実写してしっかりした蛇腹のものを選ぼう。他の部分、ファインダーやシャッター等は、整備しやすいタイプなので、蛇腹さえしっかりしていれば、結構長く使えるだろう。

<スペック>
型 名 アグファ社製 イソレッテIII
     Agfa Isolette III
生産国 西ドイツ(1950年代)
使用フィルム 120、12枚撮影可能。6x6cm画面
レンズ Agfa Apatar 85mm F4.5、コーティング有、自社製、メートル距離表示、最短撮影距離 1m
シャッター Prontor-SV、B・1~1/300秒、MXシンクロ、セルフタイマ付
距離計付き、センター丸型2重像イメージ。ファインダーにほかに変わった表示はない。
露出計ない。
2重撮影防止機構内蔵。巻上げないと、レリーズボタンが押せないタイプ。なお、隣に小さな窓がついてて、赤点表示だと押せない警告となる。
被写界深度目盛がついている。
1枚1枚のフィルム出しは、裏蓋の赤窓から目視で確認するタイプ。自動ストップ機構ではない。

変わった使い方の少ないカメラだ。

<使い方>
カメラ横の裏蓋ロックレバーを下にスライドすれば、裏蓋が開く。左側のフィルム押えを引っ張り出して、フィルムをセットする。右側に空のスプールを用意し、巻上げノブを上に持ち上げてからセットする。フィルムの装着が完了したら、裏蓋を閉め、赤窓から数字1が見えるまで巻上げノブで巻上げる。

露出は外付け露出計か勘で決めよう。絞りセットレバーはレンズの周りにある。シャッタースピードはレンズ周りのスピード調整リングを回してセット。シャッターチャージレバーをチャージしておく。

距離計で被写体までの距離を測る。ファインダーから2重像をみながら、レリーズボタンの隣にある、距離合わせダイアルを回す。2重像自体は明るく、見やすい。2重像がぴったしあったところの目盛をレンズに移す。つまり、レンズを回し、目印◆に同じ距離目盛がくるようにする。

人差し指で静かにレリーズボタンを押し、シャッターを切る。裏蓋の赤窓からつぎの数字を確認しながら巻上げノブを回し、つぎの撮影に備える。12枚の撮影が終了した時点でフィルムを取り出す。日の当たらないところで裏蓋を開ける。

前扉の収納だが、レンズの左右両側のタスキを中央のところから左右両手の親指で押しながら、人差し指で前蓋を押し戻す。慣れると簡単。
</使い方>

派手さはないが、堅実に働いてくれるタイプ。蛇腹なので、光の乱反射も少なく、キレイな写真が撮れるはず。お勧めのアグファ。

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書かなきゃいけないカメラのの一つ、ライカ。よく知っている方が多いので、自分の感じたり思ったことを中心に書いてみる。

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—- Leitz Leica IIIf —-
ライツ社 ライカ IIIf

ひとつの商品に徹底して拘り、コツコツと長年月をかけて少しずつ進化させた稀なモデルケース。1925年登場のA型から1956発売のIIIgまで、30数年をかけて、固定式のレンズから交換式、レンズマウントの標準化、距離計の搭載、スロースピードの搭載、1/1000秒スピードの搭載、ボディのダイカスト化、フラッシュの追加、セルフタイマの搭載、ファインダーの大型化等、すこしずつ改良して進化させてきた。レンズの生産もしていたが、それはほとんどライカ用のものだった。

しかし、使える技術があれば、なんでも組込むということはしなかった。一つは露出計。ライバルのツァイス・イコン社は2眼レフコンタフレックスや、コンタックスIII型に組込みが成功したのに対し、ライカは最後のIIIgまで露出計は内蔵しなかった。バルナックカメラ専用外付け露出計のほとんどはいまになってセレンの劣化で使えなくなり、寿命的なことが原因のひとつだったかもしれないが、デザイン的、あるいは格納スペースからして搭載しなかったのが真実に近いだろう。機能よりもデザイン、スタイル、そういったライカたるものに徹底的に意識し、優先した結果のように感じる。露出計の不搭載は、今日となって結果的に良かったともいえる。コンタックスIIIよりもII型のほうが人気あるのは、やはり電気的なものは本質的に、時代の壁は超えられない、ということなんだろう。

同じことがフィルムの装填にも当てはまる。光線漏れの対策として考案された、底から入れる方式だが、最後まで変更することはなかった。初めて使うひとは間違いなく失敗することを考えると、そういったデザインや使い方の一貫性を優先させる姿勢がよく判るだろう。

さて、購入時の注意点をいくつか書いてみる。まずシャッター布幕は必ず劣化が起きること。布だからしかたがないかもしれないが、数十年も経てば、固くなったり、ひび割れが入ったり、穴が開いたり、よく見られる。全く使わなくても同じようになってしまう。しかも、ほかのカメラと違って、フィルム室から明かりに透かして確認することができない。実写しないと気づかないことがよくある。幸い、布だから、いつ経っても技術さえあれば、交換可能なのだ。だから、ライカはかならずオーバーホールしないと使えなくなるカメラのひとつ。数年とか、10数年とか、あるいはもっと長い年数の周期になるかもしれないが。

2つ目、シャッター、とくにスローシャッターではうまく機能しないことが結構ある。いわゆる粘りという現象。シャッターが途中で止まり、完全に閉じなかったり、シャッタースピードが大幅遅くなったり。カメラの持ち方(向き)によってそういう現象が起きたりするので、たちが悪い。また、レリーズボタンから指をすばやく離すと問題は起きないが、そのまま押し続けると症状が起きたり。精密さのゆえに、少しの汚れやゴミ、フィルムの細かな破片が混入すると正常に動作しなくなるかもしれない。また、最高速の1/1000秒ではシャッターが全開しないこともよくみられる。テンションの調整で直ることもあるが、多くの場合ほかのスピードでもなんらかの問題が伴う。こういうシャッター関係の症状は修理すれば、ほとんど直るが、レンズシャッターカメラ以上に故障しやすいのも事実だろう。

3つ目、距離計の鮮明度が落ちている個体が少なくない。ハーフミラーの劣化によるものだが、交換すれば必ず直る。ハーフミラーそのものの販売 も行われている。安くない価格だが、それで直せるなら文句はいえない。コンタックスだと、プリズム内、つまりガラス同士の接着面にハーフミラーコーティングがあり、それが劣化して薄くなると、そう簡単に修理できない。そういうところも、ライカの長寿命の原因なのかもしれない。壊れないのではなく、簡単に直せるところ。

4つ目。貼り革というか、樹脂でできたグッタペルカが、剥離しやすいこと。動物の皮ではないので、欠けやすく、割れやすい。いま風の革で貼り直せば、キレイになるが、オリジナルのままキープしたければ、十分気を使うことが必要。

コストを考えずに、精度高くしあげられたカメラなので、修理サポートさえしっかりしていれば、長期間機能してくれるだろう。人間は100年生きるのが大変難しいが、100才以上のライカ、あと30~40年も経てば、多く現われてくるだろう。

では、写真のライカ IIIf について書こう。IIIfにはセルフタイマ付きモデルや、フラッシュガイドナンバーの印字が赤色のモデル(レッドダイアルとよぶ)と黒色のモデル(ブラックダイアル)との違いがあるが、本個体は一番多くみられる、ブラックダイアルモデルだ。

<スペック>
型 名 ライツ社製 ライカ IIIf ブラックダイアル
     Leitz Leica IIIf Black Dial。
生産国 西ドイツ (1951年)。
使用フィルム 35mm。
フォーカルプレーン横走りシャッター スピード B・T・1~1/1000秒。シンクロ付。布シャッター幕。
連動型距離計付き。最短連動距離1m。ビューファインダーとレンジファインダーは別々、視度調整可。センター丸型2重像イメージ。
露出計なし。
フィルムカウンターは手で回してリセットするタイプ。
レンズマウント Lマウント(海外では SM (Screw Mount) マウントという)。

デザインは良くも悪くもライカそのもの、とても変わったスタイル。パッと見ただけで、ライカと認識できる。巻上げノブ、巻戻しノブ、シャッタースピードダイアル、スローダイアル、軍艦部、どれをとっても、ライカ以外のカメラとは違う。ただ、ライカを真似たライカコピーはデザイン的にあまり違わないことはいうまでもないだろう。コピーなんだから。

独特な使い方の多いカメラ。慣れないと使いやすいとはとても言えない。フィルムの装填は最初の大難関。レンズを外し、シャッターをT(タイム)にし、シャッター幕を全開させて、レンズ側から覗きながら確認するぐらいの慎重さが必要。また当然、フィルムを入れる前に、テレフォンカードや名刺等を差し込み、圧板を隠しておくことも必要だろう。何回も何回も練習を重ねること。

シャッタースピードのセットもユニーク。必ず巻上げてからセットすること。シャッタースピードダイアルが回転するので、巻上げておかないと正しい位置が判別できない。スピードダイアルを持ち上げ、回転させてセットする。1/1000秒のところだけは微妙に高い、故障ではなく、そういうつくり。また、スローシャッターを使うときは、シャッタースピードを1-30のところにセットしておかないといけない。

実際のスローシャッタースピードの調整は正面のスローダイアルで行う。30のところにロックがかかてるので、小さなロックレバーを指で押込み、ダイアルを回す。スローシャッターが使わないときは30の位置に戻すといいだろう。

X シンクロを使うとき、シャッタースピードダイアルの根元にあるレバーを20のところにあわせる。シャッタースピードはブラックダイアルの場合、1/30秒か1/15秒でないといけないので、あまり実用性がないかもしれない。

巻戻し解除レバーは巻上げノブの周りにある。Rのところに回すと、巻戻し可能になる。巻戻しノブを上に引っ張ってから回すと使いやすい。

視度調整レバーは巻戻しノブの根元にある。

距離計の横ズレは自分で調整できる。正面からみて、四角いビューファインダーの右隣にビスカバーがあり、それを外し、細めのドライバを差し込んで回すと調整できる。

距離計の縦ズレも自分で調整できるかもしれない。正面からみて、左側(中央)の丸いレンジファインダーの丸いリングを外し、さらにその中のガラス入りリングを回すと調整できる。ただ、丸いリングが固く締められたケースもあり、専用のツールを使わないと取り外せないかもしれないので、無理は禁物。

ついでに紹介しておく。ライカのシリアルナンバーは ここ にリストアップされている。本物や、改造モデルの確認、製造年数等を知るのに使える。シリアルナンバーの整理されたカメラは恐らくライカぐらいしかない。人々に愛されてきた証し。

高嶺の花のライカはいまでは数万円程度で簡単に買えてしまう。ライカは高くでなければいけないのに、いまの状況では本当に喜んでいいかどうか、よく判らない。安いものに高いお金を出して修理するひとがいなければ、修理職人がいなくなり、ライカは絶滅するしかないかもしれない。オーバーホールしないと運命的に機能しなくなるカメラ、それを忘れないでほしい。

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1956~58年にかけて、ツァイス・イコン社がつくった大衆向けのカメラ。商品コード 526/24。

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—- Zeiss Ikon Contina Ia —-
ツァイス・イコン社 コンチナ Ia

ツァイス・イコン社製カメラにしては特徴が少ない。横開き式裏蓋、レバー式巻上げ。現代風のマニュアルカメラと似たようなやり方で撮影できる。高いコストをかけてつくられたカメラではないかもしれないが、デザインは悪くない。正面の四角いメッキされたエプロンに、社名とモデル名がさりげなく彫り込まれている。フィルムカウンターの入っている巻上げパーツは丸く、反対側の巻戻しノブとほぼ同じ大きさ、同じデザイン。軍艦部もアクセサリーも真ん中に設けてあり、対称性の重視した外観がチャーミングポイントだろう。カメラ胴部自体は上からみるとほぼ8角形、握りやすい。

<スペック>
型 名 ツァイス・イコン社製 コンチナ Ia (商品コード 526/24) 
     Zeiss Ikon Contina Ia No. 526/24
生産国 西ドイツ(1956~58年)。
使用フィルム 35mm。
シャッター Prontor-SVS、1~1/300秒、MX シンクロ、セルフタイマ内蔵。
レンズ Novicar-Anastigmat 45mm F2.8、コーティングあり。距離表記はフィートとメートル併記。最短撮影距離 1m。
ビューファインダーのみ。ファインダー内にフレームもなにもなし。
距離計も露出計もなし。
フィルムカウンターは手で回してリセットするタイプ。
フィルムメモは巻戻しノブについている。

変わった使い方はレンズのシャッタースピードと絞りの調整ぐらいだろう。そのままでは連動して回るので、絞りリングを単独に回すにはボタンを押しながらやる必要がある。

<使い方>
カメラの横、巻戻し側のロックレバーを下に引っ張ると、裏蓋が開く。フィルムを入れて、静かに裏蓋を元に押し戻す。モルトは裏蓋のヒンジ部に極僅しか使われていない。良心の表明なのか、技術に対する自信の表れなのかは判らないが、日本メーカーの姿勢とは正反対。フィルムカウンターを反時計回りに回し、白い点を0に合わせる。

外付け露出計か勘で露出を決める。絞り値8だけが赤く印字してあるので、距離計のついてないことと、レンズの性能からして、絞りを8ぐらいにしてスピード調整するほうがよさそう。距離計もついてないので、目測か外付け距離計を使う。8メートル当たりに赤点がピントリングについているので、5メートル辺りから無限までは赤点の位置ですべてカバーできそう。近距離撮影しなければ距離計なくても支障はないだろう。それよりも手ブレやスロースピードによるピントボケが可能性高い。

絞り F8、距離 8m、88法則と命名したいが、他のカメラにも通用する目安だろう。

巻上げレバーで巻き上げ、静かにレリーズボタンを押しシャッターを切る。底の巻戻し解除ボタンを押すと、巻き戻しが可能となる。その解除ボタンは手で押さないとすぐに戻ってしまうタイプなので、完了までずっと押すこと。
</使い方>

ついでに紹介しておく。ツァイス・イコン社製 35mmカメラの各モデルリストは ここ にある。中型120フィルム用各モデルは ここ。ツァイス・イコン社は多くのカメラを生産していたので、こういうリストがあると助かる。

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