いつから手元にあったかは覚えてないが、イヤホン専用ラジオはボタン電池LR44をつかっていて、電池の持ち時間が短い。震災を機に、ふつうの単三電池に取り換えてみる。

ケースを開けたら、結構真面目に作られたことを発見。バリコンは超小型だし、トランジスタは2つ、FETかICは1つ使っている。ダイオードは見つからず。それに、抵抗10個、半可変抵抗1個(音量調整用)、マイクロインダクター2個が基板に目視できた。コンデンサがないのが不思議。

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早速100円ショップからプラケースや両面テープを購入して、手持ちの単三電池ホルダーやスイッチ、イヤホンミニジャックと合わせて組み立てたら、すんなり受信できた。NHKやローカル栃木放送は室内でもきれいに聴こえ、感度に問題なさそう。

電波を通すには、プラケースを選ぶしかないが、スイッチやミニジャック固定用穴を開けるのはとても簡単だった。熱い半田ごて先を当てれば、熱ですぐにケースが溶けて、あとはハサミかなにかで穴を広げればOK。

チューニング用・音量調整用ダイヤルが小さいので、ケースの蓋を開けて回すことは問題といえば問題だが、NHK第一(594KHz)しか聴かないし、音量もイヤホンなのでそれほど弄る必要はなく、個人的には気にしていない。それよりも、スイッチは気に入らない。カバンなどにしまった時に動かされてしまう可能性が大きいから。ケース内にしまい、蓋を開けてスイッチを操作するのが妥当だったかも。

全体の消費電流が約3mA、思ったよりも大きい。1mAぐらいが理想と考えていたから。それでも2000mAhのニッケル水素単三充電電池だと660時間を持つので、毎日6時間聴くとしても100日間はキープできそう。さらに予備用の電池1つをケース内にストックしておけば、いざの時に最低半年間は聴けそう。

ちなみに、電流をテスターで測る時に、イヤホンから異常発振音が聴こえた。電池の両端に10μFの電解コンデンサをつけたら、発振音が止まった。

イヤホンによって、音量や音質が全然違うことが自分に新鮮だった。100円ショップのモノラルイヤホンはすべてだめだった。高額のステレオイヤホンは良好な結果を残したが、良質のモノラルイヤホンをこれから探さないといけない。イヤホンのプラグもL型に限定しないとね。

イヤホンや、予備電池をしまうのに、これぐらいのケースが適当かな。もっと小さめなケースが欲しかったが。

超エコラジオではないが、ゲルマラジオのアンテナ線の長さを考えれば、これぐらいで満足しよう。

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中国製ラジオの最新機種を購入した。TECSUNブランドでは、PL-550が手元にあるので、これが2台目。ちなみに、5台あった中国製ラジオはどれも故障なく、それぞれが個性あって、お気に入りだ。

PL-550は珍しく、シリコン樹脂の外装に対して、PL-660はふつうのプラスチック。手元のラジオはソニー以外、すべて黒だったので、今度はシルバーにした。

PL-550をベースに追加された機能は、Airバンド、SSB検波、同期検波。まだ使いこなしていないが、音質に関してはPL-550のほうがよかった。

余震や計画停電によって、ラジオをまた毎日聴くようになった。アンテナをさらに新調して、バルコニーに置き、本格的なDX環境を整えたい。

日本メーカーのラジオ新規開発は止まっているようだ。確かに、インターネット時代ではもっと便利なツールはいくらでもある。しかし、震災に強い(というか、被災地の多くでは唯一の通信手段)ということで再び評価されようとしている。

アマチュア無線の免許をもっているので、時間あれば、趣味のひとつとして復帰したい。

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