綺麗に包装されて、松下製ラジオ AT-290が届いた。クリーニングせずそのまま送ってくれた業者さんが多くなったいま、たまにモノを大事にする方に出会うとホントに嬉しい。金額の問題ではなく、先人達のつくったモノに対する敬畏の念と商売相手に対する敬意の念だと思う。

昭和34(1959)年頃製。7石、MW/SWの2バンド、単三電池4本。Fine Tuningはないが、代わりにLocal/DXスイッチが正面についている。見たことのないパーツが多く、たとえば黒い抵抗のようなもの、0.01, 100 との表記。いまでもそれらがなにかは分かっていない。

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電源SW付き小型ボリュームを aitendo から仕入れて、修復作業に取り込んだ。

相手は Sonyの1963年製ラジオ TR-820。どういうわけか、ボリュームに本来あるべきパーツがなくなっていて、電源Offができないでいる。

ボリュームはサイズや構造がほぼ同じだが、固定の足は新品にはない。コスト削減のためだろう。でも、よく観察したら、スイッチをハネるパーツが簡単に分解できることがわかり、それだけを分解して取り替えた。根気と器用さが物を言うところ。

130428-10.jpg130428-11.jpgこれで一丁上がり。めでたし。

トランジスタラジオ Sony TR-716B、ブラウン色。7石2バンド、MW/SW。単2電池2本使用。1960年製。

搭載したトランジスタは、2SA121、2SC76x2、2SD64x2、2SB49x2、すべてゲルマニウム、黒外装、Sony自家製。

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NEC製トランジスタラジオ NT-8P76、8石2バンド、MW/SW。単2電池3本使用。ローラー式のチューニングダイアルを採用。ボリュームの状態を示すOff, 数字を小窓から確認できる。製造年について、ネット情報によると昭和34年とのことだが、中身を点検したところ、そんなに古くなく、1960年代前半だと判断した。

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ソニー製 TR-729、7石2バンド、MW/SW。単3電池4本使用。当時の定価は8,800円。落書きによれば、昭和38(1963)年8月15日(終戦の日)購入のようだ。

電池は単2ではなく、単3になったこと、Fineチューニングができなくなったことを考えると、ソニーらしさが少しずつ失われていたとも感じた。コンパクト性はそれまでの機種同様、素晴らしいものだが。

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新年度に入って役職が変わり、急に忙しくなった。大好きな趣味をやる時間がなくなっていく。

ソニー TR-820が届いた。8石、MW/SWの2バンド、単2電池3本。昭和38(1963)年製。

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無線やBCLをやるには、3つのことが大事と言われている。①無線機、②アンテナ、③ロケーション。良い無線機が必要なのは誰もがわかることだが、それ以上に大事なのは実はロケーションとアンテナ。良いロケーションとは、人工ノイズのない場所、高い場所、周りに何もない場所等だ。車に無線機を載せて、移動して通信する以外に、ロケーションを変えるのは大変困難。そうすると、工夫すべきことはアンテナという一点になる。

アンテナはローテクであり、ハイテクでもある。長いワイヤを張るだけの最強なアンテナもあれば、小さなアンテナでも高性能なものがある。外見や計測で判断困難なもので、インチキなアンテナは数多く発売されてきた。

昨日から、強風の被害が日本の各地にあったようだが、ここは意外と風が小さかった。それよりも数日前の強風によって、大変重いアンテナ台が倒れてしまったことだ。それで、Loopアンテナを外してみた。

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1961年 ソニー製 TR-720、52歳。7石、MW/SW2バンド。赤色ケース。単二2本使用。日本初のトランジスタラジオを1955年発売して6年目になっていたが、貴重な初期トランジスタラジオであることは間違いない。

真空管ラジオを小型化したもの。電池をつければどこでも連れていけるから、大人気だっただろう。50年後のいま、手に取っても可愛さが伝わってくる。素朴なデザインだが、決して手抜きはしなかった。内部分解したらそう強く感じた。

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ラジオといえば、トップブランドは間違いなくSonyだったし、そのライバルは松下だったといえるだろう。東芝や日立は第三極になる。

本機は1972年頃 東芝製。MW/SW/FMの3バンド。FMフロントエンド部にFET 2SK19、ほかのところにはIC2つ、Tr 9つが使われている。AC電源/単二4本兼用。

BCLラジオではないが、メカっぽい顔になってきた。右サイドにチューニングダイアル、上部にTone、音量、タイマツマミ、バンド切換、同調兼電池容量/VUメータ、DX/ローカル切換、Loudness On/Off、電源SWが配置されている。

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1976年頃 松下製。トランジスタの数は資料でも実物でも12個。FETやICはなし。MW/SW/FMの3バンド。Tone調整付。LEDによるチューニング同調指示。AC電源と単二3本両用。FMにはセラミックフィルタを使用したとの資料説明だが、実物ではセラミックフィルタは確認できなかった。

最大の特徴は音の良さにあろう。TO220タイプのパワー増幅段Tr2つと大きめなスピーカ。整備性もよく、内部がゆったりとしている。バーアンテナは10cmと短いが、感度はそれほど落ちていない。

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