トランス入りのACアダプタが大きくて重たい、しかもコスト高なので、最近トランスレスのものが多い。でも、スイッチングノイズがないので、トランスを欲しがるケースも結構ある。

手元にあったヤマハ製アダプターを分解してみた。出力は10V、最大1Aという仕様。

中には、ちゃんとトランスが入っている。ブリッジダイオードで全波整流したのち、セラミックコンデンサとアルミ電解コンデンサ(ニチコン製400μF/20V)による平滑化、ふつうの構成になっている。電流が大きいので、やはり三端子レギュレータによる定電圧化はしていない。負荷なしの状態では、トランスの2次電圧は交流11.65V、出力電圧は15.2V。

このアダプターは9V、1Aの定電圧回路に利用できそう。ただし、三端子レギュレータを小型放熱フィンか、金属ケースに取りつけないといけない。

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早速のチャレンジ。ケーブル2本を通すつもりだったが、手元のものは引っ越し(といっても2年前だけど)で行方不明になり、地デジ用アンテナケーブルが地元のホームセンターにあっても、細めの3D-2V同軸ケーブルは見つからなかった。取りあえず、1本でもいいや、という勢いでスタート。

アンテナのケーブルを室内に引き込む方法は3つ。1つ目はエアコンのパイプ管を通す穴を利用する方法、今回はそれを使う。2つ目は換気用吸気口を利用する方法。簡単にできそうだが、台風や放射能汚染をシャットアウトしたい時に吸気口を完全に閉めることができなくなる恐れがある。3つ目はすきまケーブルを利用する方法。ケーブル自体は数千円のぽったくり価格だけでなく、見た目が悪く、窓の気密性を損なうので、最も避けたい方法。

さて、室内パイプ管のカバーを外してみた。パイプの周りに隙間が沢山見えたので、自信が湧いてきた。が、外のパイプカバーをみたら、結構難しそうに感じた。

しかし、ネジをはずして、トライしてみたら、外のカバーも外側の一部だけを外せばいいことに気付いた(2枚目写真の右上部分に写っているネジ3本を外す必要はなかった)。同軸ケーブルにBNCコネクタがすでに取り付けられたので、パイプ周りの隙間を通すには苦労した。糸を先に通し、BNCを縛ったうえ、糸のもう片方を引っ張ったり、パイプを引き寄せたりして、十数分間の格闘でやっとできた。二人で作業したほうが良かったかもしれない。

1回経験を積めば、2度目は簡単にできそう。

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Rajiko.jpに代表されたように、各地FM放送のストリーム中継が実現した今日、あえてチューナやラジオでFM放送を聴く必要はないかもしれない。それでも暇なので、ちょっとラジオで聴いてみた。

遠距離放送局を聴くのに、アンテナや天気、時間に左右されることが多いので、あくまでも参考としてだ。

<周波数(MHz)、愛称、場所、出力パワー、受信状況(Sメーター)>
76.1、InterFM、東京、10kW、0
76.4、レディオ・ベリー、地元宇都宮、1kW、5
77.1、放送大学、東京、10kW、1
78.0、bayFM、船橋、5kW、0
78.6、FM-FUJI、三ッ峠(中継局)、不明、0
78.8、放送大学、前橋(中継局)、1kW、2
79.5、NACK5、ときがわ(埼玉)、5kW、5
80.0、Tokyo FM、東京、10kW、2
80.3、NHK FM、地元宇都宮(中継局)、1kW、5
80.7、NHK FM、船橋(中継局)、5kW、1
81.3、J-WAVE、東京、10kW、3
81.6、NHK FM、前橋(中継局)、1kW、3
82.5、NHK FM、東京、10kW、4
82.9、NHK FM、葛生(中継局)、10W、1
83.2、NHK FM、水戸(中継局)、1kW、5
83.6、Tokyo FM、青梅(中継局)、不明、1
84.0、NHK FM、今市(中継局)、3W、1
84.7、FM ヨコハマ、横浜、5kW、0
85.1、NHK FM、浦和(中継局)、5kW、5
86.3、FM ぐんま、前橋、1kW、5

NHKの中継局が多すぎて、記録漏れがあったかもしれない。それにしても、その支配力は絶大で、どこにいても、NHKの電波からは逃れられない(笑)。

ちなみに受信に使用したラジオは中国製 Tecsun PL-660、そのFMは車載用チューナ並みの高感度のようだ。Sメーターの最大目盛は5。

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地元宇都宮のNHK放送局。重大事件があれば、すぐに飛んでくる。

ApexRadio社のLW-MW-SW受信用アンテナ 303WA-2 を取りあえず設置してみた。

最大の悩みは設置場所の選定にあった。自宅に北、東、南の3方向にバルコニーあるが、手すりの外側に出してはいけないし、強風や台風にも飛ばされないような固定箇所を考えると、それほどの選択肢はない。しかも、同軸ケーブルを屋内に持ってくるには、エアコンのパイプ穴を通すのは無難で、その近くの設置が望ましい。

いろいろ悩み、エアコンの室外機に一応固定することにした。設置自身はすぐに終わった。ネジを固定するだけの作業なので、10分で完了した。

エアコンのパイプ穴を通す作業はこれからやる。どうせなら、自作アンテナの実験用に、同軸ケーブルをもう一本と一緒に通しておこう。

都会に住むひとにとってはアンテナの設置が最大の悩み。簡単に作れるロングワイヤアンテナなら、聴きたい電波波長の半分や1/4波長の長さがもっとも理想的だが、そんな長いワイヤを張ることに無理と感じるひとがほとんど。しかも、パソコンに代表される各種電気機器や、無線LANなど、ノイズを出す機材が周辺に増えるばかり。アンテナが長いから良いという時代でもない。

しかし、無線通信にとってはアンテナが命。そのために、田舎に引っ越したり、一戸建てやマンションの最上階に住むひとまでいる。

<303WA-2の仕様>
  受信周波数範囲 30kHz ~ 30MHz
  形式 垂直型アンテナ
  全長 約 1.8m
  重量 約450g(本体)
  コネクタ形状 M型(付属ケーブル端はBNCP)
  同軸ケーブル RG-58A/U 10m 付属(MP-BNCP付)
  適合マスト径 Φ10~50mm
  付属品 10m同軸ケーブル、取付金具一式

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いつ手に入れたのかは覚えていないが、ネジがカビていて、裏には1969年との備品管理番号があった。40年前の製造ということだね。また、内部には修理した痕跡が見られる(修理したのは自分だが)。

ただ、驚いたことに、調べたら同系列の製品がいまでも販売されている。精度よく、丈夫につくられ、改良余地のないほど、日本を代表するテスタのひとつなんだろう。

<アナログテスタ 横河電機 3201 仕様>
  直流電圧 0.3/1.2/3/12/30/120/300/1200V
  直流電流 0.012/0.12/1.2/12/120/1200mA
  交流電圧 3/12/30/120/300/1200V
  抵抗    2/200/20000kΩ
  入力インピーダンス DC100kΩ/V、AC10kΩ/V
  精度  DC 許容差 ±2%

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こちらも、秋月電子から発売のICL8038精密波形発生器キットをもとにつくったもの。矩形波、三角波、サイン波の3波形出力が可能。最高周波数が100KHzと低く、オーディオ等アンプ作りに実用的だが、いまから自作するなら、最高20MHzのキットが秋月電子にあり、波形がきれいなら、新しいそれを薦めする。

<仕様>
  出力周波数レンジ 10~100/100~1K/1K~10K/10K~100KHz
  出力周波数の設定 多回転ボリュームによる精密調整。周波数はLEDより直読可
  出力波形 矩形波/三角波/サイン波(上限の100KHz付近では、矩形波はそれほど綺麗でない)
  出力レベル 12Vpp(矩形波、三角波)、10Vpp(サイン波)
  アッテネータ 20/40/60dB切替可。連続可変
  出力端子 BNC(同一出力2チャネル)

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久しぶりの復帰なので、手元に残っている資料を整理しながら、メモしておきたい。

周波数カウンターは秋月電子から発売されたキットをもとにつくったもの。入力は2チャネル、スイッチによって切り替え、同時には使用不可。また、AチャネルはBチャネルにプリスケラキット(秋月電子発売)を追加したもの。

仕様は以下のようになっている。

入力は2チャネル。
<Aチャネル>
 測定レンジ 2MHz~1GHz
 感度 2~20mV。レンジの両側では感度がやや低い
 LEDでの小数点位置は単位MHzを表す
<Bチャネル>
 測定レンジ 0.1Hz~10MHz
 感度 50mVpp/1MΩ
 最大入力 35Vpp
 LEDでの小数点位置は単位KHzを表す
A/B チャネル切替スイッチあり
周波数/周期 ファンクション切替スイッチあり
オーバフロー表示あり
ベースタイム 10m/100m/1/10sec 切替可能
LED表示は8桁7セグメント

なお、10secのベースタイムを利用する際には、測定完了までの待ち時間が10秒なので、気をつけたい。

以下の写真は標準周波数 3.579545MHz を入力として測ったもの。精度はそれほど落ちていないようだ。

周波数カウンターキット自体は秋月電子から消えたようだが、2~3万円で韓国製品が買えるので、自作するものではなくなったかも。

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数年前に手に入れた、MT管トランスレス5球スーパーヘテロダイン真空管ラジオ。12BE6, 12BD6, 12AV6, 35C5, 35W4 という5球が使われ、AM以外に短波もついている。

回路図も製造メーカーも見つからないので、キットからの手作りだったかもしれない。昭和30~40年(1955~1965年)に製造されたと推測でき、大切にしてあげたい。

症状はAMにある。ラジオ局1局だけが辛うじて受信でき、他の周波数では発振か感度ゼロに近い。不思議なことに、周波数のずれがあるかもしれないが、短波は生きていて、感度よく受信でき、スピーカーが堂々と鳴っている。

コスト削減のため、電源トランスが搭載されていない。なので、感電しないように気を付けないといけないが、周波数変換部分のコンデンサの故障を中心に調べていきたい。

それと、ペーパーコンデンサが数個発見した。全数交換すべきかどうかが悩んでいるところ。少しでもオリジナリティを残したいなら、そのままにべきだが。

真空管はネットを調べたら、まだ新品(ストック品)でも1つ千円以下で買えるようだ。5球一式手に入れて、保存すべきか。それとも、ちゃんとしたメーカー品のラジオを手に入れるべきか。

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まだ並べただけだ。置く場所がないところが最大の悩み。個室がほしいよ。

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いつから手元にあったかは覚えてないが、イヤホン専用ラジオはボタン電池LR44をつかっていて、電池の持ち時間が短い。震災を機に、ふつうの単三電池に取り換えてみる。

ケースを開けたら、結構真面目に作られたことを発見。バリコンは超小型だし、トランジスタは2つ、FETかICは1つ使っている。ダイオードは見つからず。それに、抵抗10個、半可変抵抗1個(音量調整用)、マイクロインダクター2個が基板に目視できた。コンデンサがないのが不思議。

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早速100円ショップからプラケースや両面テープを購入して、手持ちの単三電池ホルダーやスイッチ、イヤホンミニジャックと合わせて組み立てたら、すんなり受信できた。NHKやローカル栃木放送は室内でもきれいに聴こえ、感度に問題なさそう。

電波を通すには、プラケースを選ぶしかないが、スイッチやミニジャック固定用穴を開けるのはとても簡単だった。熱い半田ごて先を当てれば、熱ですぐにケースが溶けて、あとはハサミかなにかで穴を広げればOK。

チューニング用・音量調整用ダイヤルが小さいので、ケースの蓋を開けて回すことは問題といえば問題だが、NHK第一(594KHz)しか聴かないし、音量もイヤホンなのでそれほど弄る必要はなく、個人的には気にしていない。それよりも、スイッチは気に入らない。カバンなどにしまった時に動かされてしまう可能性が大きいから。ケース内にしまい、蓋を開けてスイッチを操作するのが妥当だったかも。

全体の消費電流が約3mA、思ったよりも大きい。1mAぐらいが理想と考えていたから。それでも2000mAhのニッケル水素単三充電電池だと660時間を持つので、毎日6時間聴くとしても100日間はキープできそう。さらに予備用の電池1つをケース内にストックしておけば、いざの時に最低半年間は聴けそう。

ちなみに、電流をテスターで測る時に、イヤホンから異常発振音が聴こえた。電池の両端に10μFの電解コンデンサをつけたら、発振音が止まった。

イヤホンによって、音量や音質が全然違うことが自分に新鮮だった。100円ショップのモノラルイヤホンはすべてだめだった。高額のステレオイヤホンは良好な結果を残したが、良質のモノラルイヤホンをこれから探さないといけない。イヤホンのプラグもL型に限定しないとね。

イヤホンや、予備電池をしまうのに、これぐらいのケースが適当かな。もっと小さめなケースが欲しかったが。

超エコラジオではないが、ゲルマラジオのアンテナ線の長さを考えれば、これぐらいで満足しよう。

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