小さい頃、電子回路を見て何かを組み立てることはできたが、アースのことを結構気にしていた。あのマークが接地の意味なのに、周りのラジオや家電はどうなっているの、と。

アースをうまく利用した例は昔の中国農村でみかけた。有線放送は各家まで線1本しかこない。それをスピーカにつなぎ、もう片方を地面に刺して、ちゃんと放送が聴こえる。節約のために、電線についても同様に1本だけ配線したひともいたが、感電死になったひとも多かった。

しかし、現在アースのことを気にするひとは少ない。洗濯機とかの家電にはアースに繋げとの指示が取説に書かれているが、忠実にやっているひとはすくない。アースにつけなくても、高電圧ではなく、各家庭の100v交流での感電死を日本で聞いたことがない。100vでは死なないのが真実かもしれない。

ところが、アースを神経質程に気にするひとはアマチュア無線やオーディオ愛好家に結構いる。ノイズから逃れ、あるいは遠い局と交信するには、あらゆる可能性を追求するためだ。

自分の住んでいる家にアース端子は設置されているが、面倒なところにある。洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、およびエアコンのコンセントにだけついている。

ということで、エアコン用コンセントのアース端子を利用できないか、考えている。コンセント自体はほぼ天井にあるが、近くにアンテナ同軸ケーブルが通っているので、同軸ケーブルの外側をアース端子に繋げてみたい。

アースのことを書いたら気になったので、周りの家電製品にアース端子があるかどうかを確認してみた。洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、エアコン以外はついていないようだ。テレビにも確認できていない。テレビの入出力端子の外側が内部的にグラウンドになっていればそこをアースにできるが。

そういえば、台湾やアメリカ製品に三端子プラグが多いね(内の一つはアース用)。日本では基本的にプラグの足は2本しかない。しかも、コスト削減のためにプラスチック製品が増え、金属シャーシをアースにすることもできなくなっている。

ここでアースのことを考えているのは、感電のことだけではなく、電磁波ノイズのことを心配しているし、電位的に浮いている自体もよくない。

<追加>
 早速作業した。エアコン配管のカバーを一部外し、アースにつける線を中に通す。アンテナ同軸ケーブルの一部を切腹し、強引にアース線とハンダ付けした。そして、T型となった接線に絶縁テープを巻き、アース端子にアース線をつけて終わり。

まだ1日だけの確認だが、昼間でも、ノイズに影響されずに、31m, 25mバンドまでが安定的に聴けるようになり。接地効果はやはり無視できない。

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