140205.jpg昭和30年(1955年) 横河電機製 (L-3) 2号携帯用試験器(ホイートストンブリッジ)を入手した。1台目は巻線抵抗の腐食断線等、状態が悪かったが、この2台目は保管状況がだいぶ良かったようだ。

いまは無き三和銀行電気室のラベルが貼ってある。銀行にもそういう測定器がひと通り揃えられていたことは勉強になった。当時では最も精度の高い測定器のひとつだっただろう。4桁の分解能、つまり、千分の一の精度を確保するにはいまでも簡単ではない。

ゴム足は全滅。消耗品なので交換したい。また、製造時期は1台目より、1年半後になったが、コストが図られ、x10、x100、x1000 の3ダイヤルの裏では、巻線抵抗が10本ではなく、タップをつけ、5本になっている。x1のほうは、巻線の長さ調整が微妙なので、10本のままだ。

そういうことで、状態が良ければ、昭和29年以前の製品がおすすめ。それ以降の製品は少しずつダメな作りになっている。つまり、当初の10本から、今回の5本、現製品の4本とコスト削減が行われていて、その結果、抵抗つくりが複雑になったり、切り替えスイッチが複雑になったりしている。

なお、比例辺を測定したところ、巻線抵抗の誤差が0.1%程度、問題なく機能している。横河電機製品の耐久性に敬服しかない。間もなく還暦を迎えるというのに。

140205-1.jpg

Comments are closed.

Post Navigation