都会でのノイズ対策として、ループアンテナが近年話題になっている。今回作っているループアンテナは、エレメント長が3.8mしかなく、30MHz以下の短中波の波長より短く、微小ループアンテナと呼ばれている。

家庭内から発生するノイズのほとんどは,電界成分が強い電界型のノイズと言われている。微小ループアンテナは、電界成分のノイズをプリアンプによってキャンセルし、受信電波の磁界成分だけを受信機器に送りこむ。

そういう原理的なことから、プリアンプは微小ループアンテナに必須だろう。しかも、電界成分を有効にキャンセルするには、直下型がよしとされている。

では、行ったプリアンプケースの固定化作業をまとめる。

プリアンプはタカチ電機製アルミダイキャストケース(型番 TD7-10-3N)に収納する予定。ケースの外寸法は70x32x100mm、とても頑丈にできている。気密性がよく、Oリング等のパッキング材をいれれば、そのまま防水になるではないか、と思わせるほどだ。

ケースが室外にあるため、防水対策は必須項目。プリアンプの入力はアンテナからのビニール線両端(2本)、出力は室内への同軸ケーブル。

防水対策のために、入出力端子はすべて下向きにつける。しかも、内部に外気が直接触れないコネクタがよい。

そこで、入力コネクタにジョンソンターミナルを使った。ネジ式だし、銅線を直接横に差し込めるだけでなく、バナナプラグも縦に差しこめる。出力コネクタにBNCを使った。TNCがいいと考えていたが、入手困難なため、あきらめた。

防水対策のために、ケース自体をさらに、100円ショップによくある食品保存用タッパーの中にしまうことにした。選んだのはサンコープラスチック社製 P-22型。半分ぐらいの厚さのものが欲しかったが、見つからずだった。半透明のため、内側にアルミホイルを貼る予定。直射日光による劣化を防ぎたい。

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写真のように、クロス固定金具に固定されたT型金具に、タッパーの蓋とアルミケースの蓋を取り付けた。美観のため、アルミケース蓋の中心にしたが、仮設置して、穴の位置を1cmぐらい上にしたほうが良かったと思った。上のクロス固定金具と邪魔したから。

 

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アルミケースをその蓋に取り付けた写真。ケーブルをつないでみた。問題なさそう。アンテナのビニール線を短くしたほうがいいかもしれないが、これからどんどん実験するので、ある程度の長さを残したい。切ったら元に戻せないからね。

 

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タッパーを取り付けたところ。ネジによる固定ではないが、台風等が来ても、蓋からタッパーが外れることはないだろう。アルミホイルを内側に貼ったら、中のアルミケースは見えなくなる。でも下から覗けば、中が見えるようにしたい。

では、今回の材料費。

  クロス固定金具、日本アンテナ製 UB-326-HD ¥198
  T型金具、ユニカナグ UN-26T ¥188
  アルミダイキャストケース、タカチ電機製 TD7-10-3N ¥650
  タッパー、サンコープラスチック製 P-22 ¥105
  5mmステンレスネジ、ワッシャー、ボルト 2組 ¥100
  BNCコネクタ(オスメスペア) ¥200
  ジョンソンターミナル(金メッキ) MB-126G 2つ ¥150 x 2
  50Ω同軸ケーブル 2.5D-2V 10m ¥1200
   計  ¥2941

最後に、仮設置した際の全体写真をのせておく。

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