やっと決心して、トランジスタ回路のための 9V、12V 電圧を作り出す定電圧電源を Trio JR-310 に組み込むことにした。6BM8 の代わりに 16A8 を使いたいことがもうひとつの理由。

いまの時代では、定電圧電源は極簡単に作れる。ただ、電源トランスの2次側は真空管のヒーター電源にも使うので、ハム対策として、片側をアースにする必要があった。ということで、ブリッジ整流ではなく、半波整流にして、平滑コンデンサに 1000μF / 35V を選んだ。3端子レギュレータ 7812 と78L09 をその後に直列接続した。78L09 は手持ちにあったので、使うことにしたが、ほかのものでも全く問題ないはず。電解コンデンサは寿命の問題とかがありそうなので、セラミックコンデンサにした。その高周波特性に期待して、0.01μF を一部省略。

3端子レギュレータを活用して、12V、9Vを作り出す。
違う角度からの一枚
スペース的におかしくないところに組み込んだ

追加した電源トランスはカリブレーション回路のところを使うことにした。せっかく組み込んだカリブレーション回路を撤回。時間があれば、トランジスタによるカリブレーション回路を作りたい。問題は 100kHz のクリスタル発振子の入手。気長に待つしかない。

実測した各部の値はつぎのとおり。電源トランス2次側電圧は 15.3VAC、平滑コンデンサのところは 19.67VDC / 121mVAC、12V出力のところは 12.03VDC / 7.0mVAC、9V出力のところは 9.09VDC / 7.0mVAC。

ダイオードによる半波整流、1000μF 電解コンデンサによる平滑化後の、電圧は 19.7V と高い。12VACタップを使うのが適切かもしれないが、電流がほとんど流れていないので、発熱はほとんどなく、そのままにした。

電源トランスを追加。16A8 はこれで使えるようになった。

シャシー内の発熱源を最小限に減らした。安定化電源のおかげで、VFOのドリフトもいっそう軽減されることを期待する。

発熱量の大きい抵抗を4本から2組に減らした。残りの2組の抵抗はほとんど発熱しなくなり、40℃すら超えない。
50MHz コンバータ回路用の発熱抵抗器 22kΩ / 3W も撤去した

組み込み後、Trio JR-310 はとくに問題なく、動作している。TX-310 との連動はおそらくできなくなったところが残念。

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