ガラクタ真空管に 3CB6 が2本入っていたので、それを活用したい。2つのヒーター電圧 3V の真空管を直列接続すれば、ヒーター電圧が計 6V になり、ヒーター電圧が6VのTRIO JR-310 に対応できるわけだ。

JR-310では、V1 である 6BZ6 に対応して 3BZ6 が存在し、V3 である 6CB6 に対応して 3CB6 が作られていた。ちょうど 3BZ6 と 3CB6 を ヒーター同士を繋げば、6V の交流電圧でOKなわけ。

ちなみに、定格ヒーターは 3BZ6 も 3CB6 も 3.15V / 0.6A、ヒーター電流の違いはないのが好都合。しかも、コリンズ球でもなく高額な 6BZ6 に対して、 3BZ6 は全く人気がない。

ということで、早速変換ソケットを2つ作って、実験してみた。3BZ6は手元にないが、さっそく格安で入手した。未開封の日立製で、足のほうはしかし、残念ながら緑のサビがついていて、品質は高いとはいうが、それほどでもなかろう。

ガラクタの3CB6と未開封の3BZ6。2つの変換ソケットに乗せて6Vヒーターで使う

変換ソケットは本サイトで繰り返し、言及してきた自作品。2つのソケットを連結するだけの構造。ただ、ピン(足)は独自の技術(?)でつけてある。製作技術があがったためか、ひとつを30分間で余裕でつくってしまう。7ピンのうち、ヒーターに関係する3番と4番のピンを残し、ほかのピン同士はハンダ付けして、全体を大変頑丈なものに仕上げた。押しても、引っ張っても、曲げても、びくともしない。

金メッキのピンをつける技術は門外不出?

JR-310は7ピンMT管がすべて3番ピンを交流のホット側、4番ピンをアースに繋いでいて、しかも、3番ピンと4番ピンの間は機械的に必ず0.01μFコンデンサを付ける。

そういうことで、言葉による説明は面倒だが、つぎのような接続法になる。

左のほうは上下3番ピン同士を接続、右の方は上下4番ピン同士を接続。左の上4番ピンを右の上3番ピンと接続。それで2つのヒーター電圧は合わせて6Vになる。

そして、真空管 3BZ6、3CB6 をそれぞれの変換ソケットに乗せれば出来上がる。元の6BZ6、6CB6を使いたい時には、変換ソケットを外せばOK。ふたつの変換ソケットを同時に使わないといけないのは本方式の欠点だが、元の回路を全く改造しないのは本方式の特徴だ。

ふつうに動く。なんの変化も感じられない。

ついでに、興味のある真空管の対応表をつくっておいた。

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