まだ入手後二日目だが、怪しい箇所をいくつか見つけた。回路図はいろいろなバージョンがあり、さらに、回路図に明らかに間違った箇所もあり、点検・トレースを難しくしている。

まずはシャシーのリアにあるリモート端子。開けて確認したら、加工された痕跡があり、ハンダづけされていない。ということで、簡単な修正を施した。

リモート端子とトランシーブ端子を開けたところ。左は怪しい。
リモート端子を修正。元の状態はわからないが。

つぎに、ユーザによって追加されたキャブレート回路。珍しいアクセサリかもしれないが、真空管 6BA6 による無調整型簡易キャリブレート回路が本個体に組み込まれている。しかし、完成していない。

回路が追加されたが、失敗したか、出力シグナルはどこにもつないでいない。
細かくて写真では確認できないが、未完成。3.5MHzのクリスタル発振子が必要なのに、なぜか3.52MHzになっている。赤丸のところの真空管ソケット片側はネジ止めされていない。

ほとんどの部分はできているので、ちょっとした追加作業で動くと思うが、肝心のクリスタル発振子は3.52MHzになっているところは気になる。その高調波は活用して、7MHz、14MHz 等の校正をするわけだが、20Hzのずれは、40Hz、80Hz等になり、計算がとても面倒。

3.5kHzのものを物色してみる。見つかるとキャリブレートがやりやすくなるはず。

3番めにIF Tuneの接続先が怪しい。ハンダづけがなんとなく素人っぽいなので、回路図と見比べたら、接続先が変えられたことに気づいた。理由不明だが。

大きな赤丸のところは怪しさが満点。隣の小さな赤丸の抵抗も焦げているようにみえる。
正しい接続先はこちら、VC2の1番ピン。ついでに、焦げた抵抗を交換。

また、焦げたようにみえた抵抗は1kΩ。外して実測したら抵抗値は変わっていない。念のため、手持ちのもので交換。

IF Tune の接続先を直したら、感度は大きくアップ。これが本来の状態かどうかは分からないが、コリンズに比べてノイズが多いことはまだ気になる。

4番目、470kΩの抵抗は全体的に 510kΩ前後になっている。ほかの抵抗は問題ないようだが、少なくとも調べた範囲の3つの 470kΩ ソリッド抵抗は 510kΩ に大きくなっている。ただちに影響があるわけではないが、異なる回路に一斉に大きくなったのはやはり品質の問題かな。

このうち、1W カーボン抵抗で取り替える。このために注文するのは送料でバカバカしくなるので。

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