入手した JR-310 のヒーター電圧は実測したら 6.5V になっていた。+B電圧も多少高めになっていた。出力管の代用や、パイロットランプのLED化等、これからの遊びはヒーター電流を使わない方向なので、ヒーター電圧を高めることがあっても、減らせることはない。

コリンズは最終的にヒーター電圧は 6.1Vになっていた。日本の100VACをトランスを使って昇圧するので、変換先の電圧値をタップを変えることで上下調整できたから。

JR-310 では搭載されている電源トランスは入力117V にも対応しているが、100Vに比べて約2割も高く、ヒーター電圧はそれを使うと5.5Vになってしまう。

ということで、電源トランスの6.3V 端子にセメント抵抗をいれて、6V前後に調整する。そのために流れる電流を真空管のスペックから推測してみる。

6BZ6、ヒーター電流 0.3A。
6BL8、0.45A
6CB6A、0.3A。
6BA6の2本、0.3A × 2。
6BM8、0.78A。
6BA6、0.3A。

真空管のヒーターに流す電流は計 2.73A。ほかにパイロットランプを点灯させるための電流は恐らく 0.15A × 2 = 0.3A なので、合計して 3.03A になる。電源トランスの6.3Vタップに書かれている定格電流は 2.8A になっていて、ややスペックオーバーになる。それでもヒーター電圧が6.5Vになるとは不思議だ。

手持ちのセメント抵抗から 5W 0.1Ω を選定

ということで、6V前後にするには、抵抗 (6.5-6)/3.03 = 0.165Ω。手持ちに近い値の抵抗は 0.1Ω / 5W と 0.22Ω / 5W しかなく、それぞれを使ったときの消費電力を考えて、0.1Ωを使うことにした。

それによって、電圧降下は 0.303、消費電力は 0.92W、になる。目標値の6Vには届いていないが、妥協しよう。どうしてもというひとは、0.33Ω / 5W を2つ並列接続していいかもしれない。

セメントを付けた様子

暗くて、わかりにくいが、つぎの写真のとおり、ヒーター電圧は約6.3Vになった。電流値の誤差(7番目の真空管 6BA6 は外したことも多少関係する)や、抵抗値の誤差により、予想よりは若干高くなっている。

ヒーター電圧は 6.27V になった

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