ニコンF100は美品の外観だが、視度調整ノブと接眼レンズとの連結が外れており、視度調整ができない。AF撮影なら大きな支障はないが、やはり気になるので、軍艦部を開けてみることにした。

F100は数多く発売された割に、分解写真が少なく、下の一枚が頼り。修理マニュアルも手元になく、成功するかどうかは見通しが全く立たない。

131107-0.jpgちゃんとしたものでないとネジを傷つけるので、プラスドライバとして、いつも使っているVESSEL 9900 P.00-75(ホームセンターから入手、290円)を使用。また、取り外したネジを収納するケースもあったほうがいいだろう。

131107.jpg軍艦部の固定ネジは外部から見えるものが5本。接眼レンズ(アイピース)両側に2本、右肩(ISOボタン側)に1本、正面ファインダー下に2本。

残りのネジは貼り革の下に隠れている。右側(ISOボタンの前)に1本。

131107-1.jpg左側に2本。下の写真のところに、下に向いているネジ1本。

131107-2.jpg131107-3.jpgそれらのネジを取り外したところで、軍艦部カバーを若干持ち上げることができた。

131107-5.jpgしかし、まだ成功していない。視度調整ノブを外さないといけないから。

131107-6.jpg時計方向、反時計方向を回転させても外れない。あまり力をいれると壊れるし。ノブの表面を10倍ルーペで観察してみたが、シールが貼り付けられたようにも見えなかった。ということで、途中でストップしてしまった。

その後ネットを根気よく調べたら、つぎの写真を見つけた。ノブはキャップが付いている構造のようだ。10倍ルーペでも分からなかったところ。

F100r019.jpgさて、細心の注意を払い、カッターでキャップを開けた。裏では接着剤で固定されていた。

131108.jpg軍艦部カバーを持ち上げたところ。完全に降ろすにはさらに、裏の基板を取り外さないといけないが、アイピースの修復にはこれぐらいのスペースがあれば十分。2度と見れない内部なので、下の写真はクリックすると拡大される。

131108-1.jpg案の定、レンズと視度調整軸との連動レバーが壊れている。レバーは金属ではなく、細いプラチック製、20万円の製品にしてはショボイ設計。取り替えるパーツがないので、自分では治すことは不可能と判断。

131108-2.jpgレンズを奥の枠に押し込み、ボンドで接着することにした。近視なので、-3mになるのが好都合。どうしても視度調整をしたければ、外部補助レンズをつければ済むことだ。

131108-4.jpg乾かせてもとに戻し、終わり。

131109.jpg

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