自己メモのために、いままでコリンズ75S-3に対してやってきたことをまとめてみる。これからもいろいろやるかもしれないが。

コリンズのシャシーの中は、自分の価値観では残念ながら、配線がきれいとはとても言えない。高周波なので、最短距離での配線は仕方がないとかの意見も確かにある。

また、配線の一点アースとの考え方もないようだ。適当に近くのGNDに繋いでいるだけのように見受けられる。それで最高峰の受信機と言われたので、アースの処理はいろいろなやり方があっても問題は起きないかもしれない。

さて、やってきたことを大きく分けて2つになる。1つ目はコンデンサの交換。ペーパーコンとケミコンの交換ということ。ブロックコンだけは入手困難だし、交換するには大変のように見えたので、まだ施していない。もうひとつは改造というもの。ネット上にある情報を活用して、改造を施していた。

コンデンサの交換については、ブロックコン以外に6つあるので、下の写真にはそのうちの5つが映っている。将来のために、交換したことがわかるように、また、前パーツのスペックがわかるように、シャシー内に落書きしたのは自己流。

ペーパーコン0.05uFをフィルムコンに交換
コリンズ75S-3の内部最高電圧は約150Vだが、耐圧350Vに交換
100uF/6Vのケミコンは耐圧200Vに交換。6Vはいくらなんでも心配。
10uFのケミコンの交換
8uF/25Vのケミコンを10uF/25Vのセラミックに交換

また、改造については、上の写真の右側赤丸は改造のひとつ。SSBのモクモクしたよく聴き取れない音質の改善に、L16である100uHのコイルを820Ω抵抗(手持ちにないので、1.8Kと1.5Kの並列で代用)に交換したもの。明瞭度は確かに上がったが、その後その主な原因は真空管 6BF5 の劣化によるものだとわかった。しかし、本改造も意味あるものと考え、そのままにした。

47K抵抗を追加

上記47K抵抗の追加は改造というよりも、出荷した当時の製造ミスを修正したもの。昔のブログにも書いたが、回路図に書かれているR2である47Kの抵抗はどういうわけか、本機では470Ωの抵抗になっていた。それをもとの47Kに戻すための修正。470Ω抵抗のショートはとくにやっていない(追加した47K抵抗のリード線の先にその470Ωだ。半分はケースに入っていて、ケースを持ち上げる技量は自分になく、ショートしたくてもできないのが実情だが)。真空管なので、多少の誤差なら全く問題にならないはず。

コンデンサの交換について、コリンズの品質の高さを示すためにも言っておきたいのは、コンデンサの劣化はそれほど認められていないことだ。とくに2つのペーパーコンは全く問題がない。ケミコンは新品でもだめと言わればだめだと判断できるし、質の劣化についてはなんともいえない。

ところで、ブロックコンは出力管 6BF5 のすぐ傍に位置するので、その劣化はとても心配している。なにしろ、6BF5 の発熱量は半端ではないから。しかし、その交換は周りのめちゃくちゃ配線されているパーツの取り外しをしないとできないので、やる気は起きない。当時の製造技術では大きなサイズになっている2W級の抵抗器をいっそう小型に交換し、ついでにその下の隠れているブロックコンを交換しようとも目論んでいる。

ブロックコンは赤丸のところに隠れている。交換するには大変な作業になりそう。

2W級のソリッド抵抗器はほかの1/2Wの4倍以上の大きさであり、長さ18mm、太さ8mm。ほかにサイズが大きく、いまではほとんど目にしないものはインダクターであり、長さ16mm、太さ10mmもあるのだ。そのうちのひとつであるL12 (0.5mH) について、多くの改造に言及されている。ハム音を引き起こすものだと。

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