真空管ラジオ 松下 EA-685 の整備にあたって、パイロットランプがひとつ断線していることが発覚。口金E10の豆電球 6.3V/0.25A がそのスペック。豆電電球はまだ製造中だし、販売価格が高々数百円。

それでもLEDで代用することを考えた。入手しやすさと耐久性がその理由。

ちょうどAmazonに、つぎの商品があったので注文した。安いとは思わないが、豆電球の代わりになればと。

6個セット E10 口金サイズ LED豆電球 6V対応 0.5W (6V)。Prime対応、送料込1,099円。
商品紹介:
 メーカー:THlighting
 型番:TH-TGGH8
 LED発光色: 電球色
 口金: E10 消費電力:0.5W
 適合電圧:6V
 LED の配置を計算し360 度マルチ発光でランプヘッドの反射板を最大限に活用。
 高輝度SMD タイプLED 採用で省エネ高発光。

到着したLEDランプは以下のようなもの。長さは豆電球(真空管ラジオから取り外した、昭和30年代の製品?)とほぼ同じ、ガラス部分は一回り太くなっている。LEDのカバー部分は柔らかい樹脂のようなもので、ガラスではない。散熱のためか、てっぺん部分に1mm大きさの穴がついている。そのカバー自体を外すこともできるらしいが、本人はテストしていない。また、胴体に6Vの刻印があるが、それ以外に文字や記号は見当たらない。

樹脂(シリコン?)カバー付きの電球色LED。公称6V、0.5W。
豆電球とのサイズ的違いはガラス部分の太さだけのようだ。

では早速実験してみる。明るさや流れる電流を確認するため。確認実験は簡単。両方に同じ電圧をかけるだけだ。電圧は豆電球に合わせて6.3Vにした。

電圧を6.3VDC、制限電流を0.3ADCにした
LEDのほうが断然明るい。色も電球色に近い。
流れる電流はLEDが46mA、豆電球が232mA

流れる電流は豆電球が232mA、定格の0.25Aに近い。しかし、LEDのほうは46mA、定格から割り出した電流 0.5 / 6 = 83mA の半分程度。実質 0.3W しかない。

それでも、明るさに関してはLEDのほうが断然明るい。

さて、逆方向に電圧をかけてみたら、なんとLEDも点灯しているのではないか。このLEDランプは交流対応なのだ。Amazonでは直流にしか使えないとか、+-の極性が逆とかのレビューは何なんだ。

逆方向に電圧をかけてもちゃんと点灯する。流れる電流の大きさは正の方向とほぼ同じ。

実効値6.3Vの交流電圧をかけた場合、最大電圧は瞬時的に約8.9Vにもなるが、このLEDがそれで壊れることはないだろう。

ということで、安心して真空管ラジオにつけることができた。すべての豆電球をLEDで代用すると、消費電流はいままでの3つの0.75Aから0.14Aに激減するので、トランス2次側の電圧6.3VACが多少高まることは確かに心配だが、真空管に神経質は無用だろう。

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