1kHz帯域のセラフィルをつけたら、FRG-7のSSBはどうもおかしい。うまく復調できないというか、了解度が悪い周波数がある。そこで周波数カウンターを使って、SSB用BFOを調整した。

調整手順は取説に書かれている。

130611-4.png周波数カウンターに繋ぐオシロ用プローブをテストピンTP405に取り付け、LSBモードにして、コイル(下の写真では上の方の赤丸)のコアを回し、周波数を457kHzにする。また、USB/CWモードにして、トリマ(下の方の赤丸)を回し、周波数を453kHzにするとのこと。

130611-3.jpgなぜ 457kHz、453kHz にするかは分からないが、456.50kHz、453.50kHz に設定した。ただ、コイルのコア調整はデリケートで、.50にぴったしすることは自分には無理だった。また、ドリフトが大きく、BFOが不安定という噂の通りになった。水晶振動子を使えば安定するので、いつか 453.5kHz、456.5kHzの水晶を手に入れて、本格的に改造したい。(キャリアの周波数が3.395MHzで、今回のFRG-7に使えないが、イメージ的には先日の記事で紹介したキャリア基板があれば、すぐにでも改造可能。)

それでも、LSBの音声は了解度がだいぶ上がり、Fineチューニングがやりやすくなった。

ついでに、別の噂を検証するために、テストピン TP404 にプローブをつけ、出力周波数を観察した。

130611-5.jpgその結果、噂通り、デジタル周波数表示装置は簡単につくれることがわかった。つまり、MHzの設定と関係なく、メイン周波数が100kHzなら、TP404の出力周波数が3355kHzとなり、メイン周波数が900kHzなら、出力周波数が2555kHzとなる。

130611-6.jpg130611-7.jpgメイン周波数を f, TP404の出力周波数を f2 とするなら、つねに f + f2 = 3455 という関係が成り立つ。f2 から 3455 を引けば、メイン周波数が解るわけだ。周波数カウンターは千円(PIC+LCD)でできるので、FRG-7のデジタル周波数表示はそれほど難しくない。

上の出力を利用して、メインダイヤルの校正をついでにやった。取説ではゼロビートやLSBモード等と説明しているが、IFフィルタを1kHzにしたせいか、ゼロビートにならない。そこで、調整方法を自己流に変えた。

つまり、テストピンTP404に上記同様、周波数カウンターを繋ぎ、MHzダイヤルを0MHzではなく、1MHzにする。つぎに、メインダイヤルを0目盛にしたときに、周波数出力が3455.00kHzになるように、トリマ TC403(下記写真の左赤丸)を回す。終わったら、メインダイヤルを目盛1000に合わせ、周波数出力が2455.00kHzになるように、コイル T403のコア(下記写真の右赤丸)を回す。トリマとコイルの調整を以上の操作で数回繰り返す。ただ、どの調整もデリケート、正確に合わせるには大変。

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