昨晩、日本無線製 NRD-525が到着。予定していたアンテナ給電方式の実験は一旦中止。
90年前後、電話級免許を取った頃、毎日そのカタログと睨めっこしていた日々が蘇った。東京下町三畳一間の下宿生活では当然無線できるはずがなかった。若い頃の夢がやっと叶った。
まだ使い慣れていないので、今後感想が変わるかもしれないが、数時間弄って、ラジオ放送傍受用ではなく、アマバンドのSSBを聴くのに適した受信機だと思った。
チューニンダイアルのステップが10Hzに固定されているからだ。100Hzに変えることもできるが、MEMO+1というボタン2つを同時に押す必要性あり、操作性はいまいち。すぐ上に、Up、Downボタンがついていて、1kHz単位の上下移動ができる。それでも使いやすいとは思えない。
SSBの感度はさすが。灯台放送もノイズ気にせず明瞭に聴けた。
ボタンを押しても反応しないことがあり、AFゲインのガリと合わせて、なんとか改善したいところ。当面はフィルターの物色。CW用にはやはり必要と感じたから。
実装されているフィルタ。
Wide用、4kHz/455kHz セラミックフィルタ CLF-D6S。
Inter用、2.4kHz/455kHz メカニカルフィルタ MF-31C。
販売当時用意されていたIFフィルタ。
CFL-231(YF455FM)240Hz/455kHz ーー 現行同等品 INRAD #1003($190)
CFL-232(YF455DQ)500Hz/455kHz ーー 現行同等品 INRAD #1005($190)
CFL-233(YF455DE)1kHz/455kHz
<参考資料>
サービスマニュアル(英語)NRD-525-ServiceManual.pdf
分解図(上記資料の1ページ)NRD-525-分解図.pdf