年数が経つと、やはりいろいろと故障するものだ。自作した電源も、多回転ボリュームが内部的に接触不良を起こし、使いものにならなくなった。

ケースを開けてみたら、改めてアナログ時代のものだなぁと思った。スイッチング回路はなく、正直に重ったいトランスに巨大電解コンデンサ、大型放熱器に取りつけられたトランジスタを使っている。トランスは24V/1A x 2のもので、0~±20V / 1A の連続可変電圧を出している。ー側電圧の値は自動的に+側に追随し(トラッキング型)、多回転ボリュームで電圧値を精密に調整できる。

ICもいくつか、基板に見られる。それらは、シャットダウン電流が6段階選べる設計のためだった。たとえば、100mAに設定したら、それを超えた電流が流れば、直ちに出力をストップして、警告ランプがつく。リセットボタンを押すとまた出力再開となる。ちょっと凝り過ぎた設計だったかもしれない。いまからつくり直すとすれば、ごく単純なものにするだろう。つまり、ICもトランジスタも使わず、三端子レギュレータだけにし、出力電圧のデジタル・アナログ両表示、電流のアナログ表示を行う。

同様の多回転ボリュームがまだ生産しているかどうかは分からないが、安価な他社製品がいいだろう。ボリュームは消耗品なんだからね。

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