一時期止めた電子工作は3.11がきっかけとなり、再開しかけたところだが、近年の業界の動きに一部新鮮に感じた。

たとえば、電源による発振を避けて、インピーダンスを低減するため、バイパスコンデンサとしてアルミ電解コンデンサが昔一般的に使われていた。周波数特性を要求したり、小型化が必要な時には、代わりにタンタルコンデンサを使う。自分にもそういう常識があった。

ところが、10μ~100μの大容量積層セラミックコンデンサが安価に売り出されている。どれぐらいの実力なのか、確かめるため、取りあえず10μのほうを注文してみた。

同じ公称容量のセラミック、アルミ電解、タンタルを並べてみた。耐圧はそれぞれ25V、16V、35V。タンタルは若干太いが、ほぼ同じサイズ。

では、容量を測ろう。手持ちのデジタルテスタはしょぼ過ぎて、表示は一定しない。しょうがなく、代わりに手作りの容量計を持ち出して使った。1990年10月と製作日が書かれていて、当時の製作レベルを恥ずかしく思いながらも。

驚きの結果が出た。それぞれの容量値は6.6μ、10.0μ、11.7μとなっていて、セラミックは3割も少ないのだ。製造メーカーのいう誤差 +80%、-20% を超えているし。

ただ、周波数特性が良ければ、約7μでも実質影響はないだろう。タンタルは故障時にショートしたり、希少金属のため、見かけることが少なくなった。

これから、バスコンに大容量セラミックを使ってみよう。

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