NEC製トランジスタラジオ NT-8P76、8石2バンド、MW/SW。単2電池3本使用。ローラー式のチューニングダイアルを採用。ボリュームの状態を示すOff, 数字を小窓から確認できる。製造年について、ネット情報によると昭和34年とのことだが、中身を点検したところ、そんなに古くなく、1960年代前半だと判断した。

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本個体搭載のトランジスタ。2SC829x2(松下製)、2SA101x2(松下製), 2SB119x2(NEC自社製)、2SB17Gx2(松下製)。

ゲルマニウムに混ざってシリコンTRがあるのはとても気になる。型番も829と大きい。修理の際に取替えられたものなら納得するが、ネット上の写真を見る限り、どの個体も黒半円ケースのシリコンのようだ。

ロウが少ないことが特徴かも。とくにソニー製初期ラジオはロウだらけと比較すると目立つ。それでも、MWとSW対応のOSCコイルはロウで固められている。また、入力トランスが基板上省略されている。

本個体はプラケースに損傷が少なく、状態はよい。スピーカを下ろして水洗したら、中まで綺麗になった。NECブランドのラジオはそれほど有名ではないが、作り自体はしっかりしている。大事に保管していきたい一台。

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