久々のテスタネタ、しかもFETテスタ。直近はどういうわけか、入手したものはFETテスタがほとんど。別に選別したわけではないが、面白いと思ったらFETテスタになってしまった。

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130414-17.pngHiokiと書いてあるが、実際の製造は西澤電機計器製作所(Nishizawa)、いまでもNishizawaブランドの現行品として販売している。1982年に踏ん張って新品の Hioki 3004を購入したことを覚えているが、それもNishizawaの製品。80年代からずっと同じモデルを作り続けてきた姿勢はすごい。1969年発売のYokogawa YEW 3021につぐロングセラーだろう。

電源スイッチがある以外に、本機はふつうのテスタに見える。ただ、目盛板をよく見れば、Ωスケールが逆になっている。入力抵抗はDCが10MΩ固定、ACが1MΩ。

ただ、本機は問題点が多い。裏フタを締めるネジ受け部分が壊れている。アクリル製メータカバーも右側が亀裂あり、落とした証拠。さらに、不思議に、 DC10Vが動かなかった。分解して観察したら、ロータリースイッチの電極が接触する基板面に、細長いセロファンテープが貼ってある。なんの目的なんだろう。

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130417.jpgNishizawaの最大問題はロータリースイッチの不安感だろう。材質は金属でないといけないのに、プラスチックとなっている。酷用に耐えず、ふらふらになってしまう。その点、Sanwaのスイッチは信頼感が大変高い。

ネジ受け部分を接着剤で固め、熱で金属部分を埋め込んだ。手元に残したいものでなく、近い将来売り飛ばされる運命。

さて、折角なので、低DC電圧およびDC電流の各レンジについて誤差を測ってみた。スペック内にキープしていると言えよう。

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なお、メータ針の線形性(リニア性)については、DC 0.5Vのみで測ってみた。つまり、針が目盛10, 20, 40, 40, 50に指した時に、入力として必要な電圧値を計測した。こちらも結果的に問題なし。

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