菊水電子の製品が最近多く手に入れた。今回は誰もが欲しがらないゴミ、ACボルトメータ 1832。2ch内蔵されている。リモート制御(外部からレンジの切換を制御すること)が可能なところが特徴。フロントパネルにある、Manual/RemoteボタンSWを押すと、レンジ切換SW周りのLEDが外部制御に対応して点灯する。

スペックはつぎの通り。2ch入力、入力インピーダンスは1MΩと低く、最小レンジ1mV、最大レンジ300V、周波数特性は上限 500KHz/-5%と低い。2chのGNDはそれぞれ51Ωの抵抗を通じてケースと繋いでいる。

そういうことで、2ch内蔵やリモート制御によるノイズの影響か、インピーダンスも周波数特性もいまいち。これよりも古い単chの製品が高スペックだった。

130322.jpg 届いたときはひどい状況。全く清掃せず汚れだらけで送られてきたから。商品に対する愛情はゼロ。そういう業者さんがいることに驚いた。汚れだけならまだいいが、アダプタが着いたまま輸送したせいか、前後パネルの突起部分は破損し、一部が曲がっていた。

早速清掃して、中を開けて調べた。中身は幸い綺麗で、破損箇所は見当たらなかった。リアパネルにある制御用ケーブルを根元から取り外し、ACケーブルを交換。さらに、リアパネルを取り外してゴムハンマーで叩いて平にし、それなりに使える状態に戻した。

130322-2.jpgフロントパネルについては、入力用Mコネクタがまだ曲がったままだが、このうち直そう。

130322-1.jpg菊水電子の公式Webサイトから取説書をダウンロードし、それに沿って調整校正したら、実用状態になった。

内部は相当充実している。左右の基板2枚はそれぞれのchに対応している。真ん中の基板は外部制御用で、その配線の壮観さが自分の手作り品のようだ。標準ロジックICを使うと、どうしてもそうならざるをえないかも。いまでは、特注IC1つでできるけどね。

130322-3.jpg130322-4.jpg130322-5.jpg130322-6.jpg下部にさらに、それぞれの入力に対応する基板が置かれている。また、それぞれの基板に2つのリードリレーがみられる。電源トランスはシールドケースに収まっている。

130322-7.jpgリモート制御を使うことはないが、フロントパネルのLEDを点灯させたい。レンジ切換SWに連動すれば、レンジが一目で分かるし、格好いい。こういう遊びをやらないと頭が固くなってしまう。

それで、レンジ切換SWのシールドカバーを外してみた。入力信号の切換は取説書に書かれた通り、実際にFETによって行われた。切換SW自体は制御信号を切替えるだけのようだ。

130322-09.jpg

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