ちょっとしたきっかけで、測定器の計測データをPCで収集する必要が出てきた。きっかけとはリチウムイオン充電池の放電特性を測ることだった。

満充電した充電池が放電終止までの放電時間は数時間にのぼる。5分ごとの電圧と電流を記録するには、手書きでは明らかに時代遅れ。記録ミスが起きやすいし、同時に電圧値と電流値を目で確認することもそう簡単ではない。しかし、計測した電圧値と電流値をPCで収集することができれば、そんな苦労は嘘のようになる。計測作業が人手から開放されるのだ。自動計測という言葉は人間が介しないで、計測データが自動的に記録されるという意味が含まれる。

もっとも、自動計測は本来ならば、計測点の選定や、電圧か、電流か、抵抗値か、直流か、交流か、すべてPCから自動的に選択できることだと思われる。しかし、個人レベルの計測では、つねにパフォーマンスを意識するので、計測データの収集だけでも多くの場合それで十分。ましてや、電圧と電流の計測は切り替えることも容易ではないし、電圧が加えられた場合の抵抗値測定もそう簡単ではないはず。

そう考えれば、アナログ計測器からデジタル計測器へ進歩したと同様、計測データをPCで収集できる機能は計測器の必須機能のひとつだと思うようになった。無論、コストのために搭載しない計測器があってもいいが。

GPIBというインターフェースは数十年まえの高額計測器にすでに装備されていた。HPの先明性に脱帽するほどだ。問題はGPIBを今日利用しようとするとコストパフォマンスが低いこと。GPIB-USB変換ケーブルは数万円があたりまえになってしまった。数千円1本で販売すればあっという間に市場を制覇するだろうから、新進企業の参入を期待する。

ということで、GPIB-USB変換テーブルの自作や収集ソフトの自作をこれからやりたいことのひとつにしたい。

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