断線した箇所を応急的に繋げだ。100Ω、1kΩ巻線抵抗にいまにも切れそうな腐食箇所が多く、本格的に直すには新品の巻線抵抗か、金属箔抵抗で取り換えるのが王道だと思う。しかし、1万円以上かけて直したとしても使い道は無さそう。耐久性は優れているものの、使い勝手や測定精度は数千円のDMMにも負けてしまうのが現実。DMM発明される以前には、4桁直読できて、誤差0.1%クラスのオーム計といえば、ブリッジしかなかった。そういう歴史的功績は認めるが。

130204.jpg130204-1.jpgさて、満59才の横河電機製 (L-3)2号携帯試験器(携帯型ホイートストンブリッジ)は精度がどうなっているか。自分にとって興味津々の事柄なので、測定してみた。当時の製造技術を確認する意味でも。

ダイアルスイッチの接触抵抗を含めた測定を考えて、以下のような測定方法を取った。即ち、Rxおよび検流計を開放のまま、ブリッジ内部の倍率辺・比例辺をバッテリー両側から測るという方法。ブリッジ内部にショート防止用限流抵抗が入れてあるので、ダイアルの切換による抵抗値の差を観察した。

以下は各ダイアルの位置に対応した抵抗値。倍率ダイアルは1000倍、他のダイアルは0の位置をデフォルトとし、ダイアルを回したら必ず最後にその位置に戻して、他のダイアルを回す。

130204-2.png130204-3.png1箇所以外に各巻線抵抗がそれなりの精度を保っていると言えよう。問題の抵抗をよく見たら、腐食がみられ、それが原因だと推測する。

Digi-keyを調べたら、良さそうな代替品があった。
Vishay Dale社 MR100シリーズ、巻線、1/4W、サイズ 6.35×12.7mm。
100Ω, 1kΩとも、0.05%/10ppmは単価550円、0.01%/10ppmは616円。

全部取り換えるなら、計20個がほしいので、送料無料になるが、直す必要はあるか。

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