Sigma DP2 Merrill のレンズは45mm相当の単焦点レンズ。より広く撮影するには、パノラマ合成の手法が有効だ。そこで、三脚ではなく、敢えて一脚を使って、カメラを縦にし、撮って回転撮って回転、オーバーラップしながら計5枚を撮って合成してみた。
切り取った後に、24mm焦点レンズよりも広く撮れたことが確認。上の写真はDP2Mによるパノラマ合成、下の写真はニコンD750+24mm/2.8Dで撮影したもの。どちらも長辺1920ピクセルに圧縮した。
左右両側(とくに左側の道路が曲がっている)が広げられて、不自然さは残っている。一方、遠近感については24mmレンズでは強調すぎて、パノラマ合成のほうが自然に見える。
色については、ニコンの写真をDP2Mに近づくように色温度を変えたり、コントラストを下げたりしたが、まだDP2Mのほうが肉眼で見た色に近い気がする。