アンプの歪率を測定するのに、PCソフトではなく、専用の歪率計が便利だなぁ、やってみて気づいた。手持ちの本機は70年代の製品で、最小レンジが03%。真空管アンプの測定にはまだ使えるかもしれない。

それでも、メカニカルフィルタが内蔵されているようで、歪率の測定では同調操作が必要ない。電圧計は30Vまであり、6Ωのダミー抵抗に対して、150Wの出力までが対応可能。

ひと通り点検、クリーニングしたので、早速活用させて頂こう。構造が簡単な分、整備性が大変良好。

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<追加>
 基本波1kHzの除去機能を理解するため、フィルタを収めているケースを開けた。見たことのないフィルタだ。メカニカルフィルタだと勝手に想像している。セロファンテープで固定したところが、経年劣化で剥がれている。
130123.jpg フィルタの入出力と思われているところにオシロを繋ぎ、入出力の関係を調べた。

130123-1.jpg以下は入力周波数をスイープしながら観察した結果。1kHz以下では出力がほとんど観測されず、1.4kHz辺り以降、出力が現れてきた。つまり、フィルタは1kHzを境に、HPFとなっている。そのことから、1kHzの高調波成分 (THD) を歪率として計測している様子が伺える。すなわち、ハム等のノイズが対象外だ。

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