プリアンプ部の整備は結局やらないことにした。取り外すのが面倒だし、Phono処理が主なので、自分には関係ないと思ったから。

121230-5.jpg出力にカップリングコンデンサが入っているので、DCドリフトに悩むことはなくなるが、3300uFと大容量のため、電源ON時、一瞬に充電されるため、スピーカにポップ音が聴こえてしまう。幸い、電源スイッチON時、スピーカAペアに繋ぐが、そこに例えば、セメント抵抗50Ω/5Wを繋いでおき、10秒間コンデンサを放電させておけば、隣のスピーカBペアに切り替えると、ポップ音は全く聴こえなくなる。こういう工夫が60年代のトランジスタアンプに必要。

しかし、音は素晴らしい。単純な回路、単電源、うまいアース処理、質のよい電源(RCローパスフィルタにより、高周波成分がとても少ない)、2SC898等による恩恵かもしれない。あるいは、3300uFのカップリングによって、スピーカによる逆起電力の悪影響をシャットアウトしたのかもしれない。

さて、周波数特性と歪率特性を測定してみた。

方形波の波形(10kHz, 50kHz, 100kHz)をまず示す。50kHz以降、歪みが肉眼でも確認できた。

121230-2.png121230-3.png121230-4.png121230-1.pngロー周波数カット時の周波数特性。

121230-6.pngDirectにスイッチを切り替えて再測定。スペックでいう周波数特性か。

121230-7.png微妙にスペックを超えたので、意地悪のクローズアップ。ハイ周波数はやはり微妙。なお、スペックでは、10Hz-60kHz ±0.5dBという。

121230-8.png最後に歪率特性。スペックでは、0.1%/0.3W、0.05%/20W、0.1%/50W、実効出力70W となっている。負荷抵抗は異なるが、こちらは問題ないとみた。

121230-9.png

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