改造を完成するには、リレーの制御を自力でやらないといけない。サービスマニュアルをみながら、最も簡単な回路を考えた。

サービスマニュアルには、スピーカ保護リレーがマウントされた基板(F-SPボード)の回路図が載ってあり、だいぶ助かった。

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ただ、問題はそこの電源電圧は±30V。メイン電源(AMP-Bボード)にはそんな電圧はなかったので、どこから出てきたのか。実はいままで言及していなかったが、リアスピーカ用のミニアンプもAVアンプ内についており、そこの電源電圧が±30V。それを利用している。

しかし、自分としてはリアスピーカ用ミニアンプを動かす気持ちはなく、リア・パネルのスピーカ端子穴を埋めてくれるので、捨てることはしないけど。

スピーカ保護リレーは松下電工(Panasonic)製、駆動電圧が24V。リレーのカバーを外し、接点の状況を確認して、取り敢えずこのまま使うことにした。となると、24V電圧を確保しないといけない。

メイン電源では、±12Vが出ている。デジタル回路の制御に使うもので、アンプ用電源とはGNDも含め、完全に分離している。今回の改造によってデジタル回路を切り捨てたので、その電源は余っている。

そう考えて、リレーの駆動電圧にそれを使うことにした。回路のGNDとの分離には、Fairchild製フォトMOSリレー HSR321を使う。HSR321はLEDが内蔵され、2mA以上の電流を流せば、内蔵のMOSリレーがONになる仕組み。MOSリレーの最大電流は320mA、今回のスピーカ保護リレーに十分。

ほかに、スピーカ保護リレーを電源立ち上げ数秒後にONにしなければいけなく、ディレー回路を取り入れ、以下のような回路になった。回路自体の電源電圧は12V。

121125-1.png改造の終えたF-SPボード。6ピンコネクタCNE709Bを使う予定。左からGND、ディレイ電源、+12V、-12V、NA、NAという4本配線。なお、ケミコン1000u/6.3Vを470u/35Vに交換した。

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