アンプの電圧増幅回路。電源部も電力増幅部も新規性がないので、ここではSonyらしきなにかが見つかるだろうか。

型番 Sony AMP-A 1-637-635-14。

左からLch、Center、Rchとの配列。LRは全く同じ回路に対して、Centerは入力のところだけが変わっている。

謳い文句として、「センターチャンネルはスピーカーが2本接続できるデュアルセンター方式を採用しています。」とのことだが、ここまで来ても何のことかはわかっていない。

ではまず写真。ケミコンが3つ/ch、計9個使われているが、ごくふつうの品種。20年の経過を考えて、入力段の4.7uを2.2uフィルムに、他の47uをオーディオ用に交換した。

121122-10.jpg121122-11.jpg以下の写真はRch部分のアップ。

121122-12.jpg<トランジスタ情報>
 2SA979。ピン配置BCECB。三菱製。ワンチップデュアル、低雑音差動増幅用。最大定格Vcbo=Veco=100V、Vebo=5V、Ic=50mA、Pt=400mW。

2SA988。AMP-Bボードですでに紹介済。ピン配置ECB。NEC製。AFアンプドライバ用。最大定格Vcbo=Veco=120V、Vebo=5V、Ic=50mA、Ptot=500mW。

2SC2785。ピン配置ECB。NEC製。AFアンプドライバ用。最大定格Vcbo=60V、Veco=50V、Vebo=5V、Ic=100mA、Pt=250mW。

2SA1383/2SC3514。ピン配置BCE。NEC製。TO-220外形。電力増幅用。最大定格Vcbo=Veco=180V、Vebo=5V、Ic=100mA、Pc=10W。

2SK246。ピン配置SGD。東芝製。定電流用。最大定格Vgds=50V、Ig=10mA、Pd=300mW。

<回路図(Rch)>
 基板から書いたもの。間違い箇所があると思うので、参考程度。Rchのゲインは33k/2.7k+1=13倍。Cchのゲインは33k/1.8k+1=19倍、多少高い。

Q656周りのバイアス回路があまり見かけない。また、発振防止のコンデンサが多用していることも特徴か。

DCオフセットを調整する半固定抵抗は見当たらない。

121122-13.gif苦労して回路図まで書いたので、AMP-Bボードとあわせて、全体の見通しがクリアになった。

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