型番 Sony AMP-B 1-637-636-13。本機のメイン電源部と考えて良い。

121120-10.jpg121120-11.jpg121120-12.jpg121120-13.jpg121120-14.jpg設置スペースによる制限だと思うが、基板に電源部だけでなく、フロント・センタースピーカ用電力増幅回路も同居していて、最短配線であるメリットはありそう。

Negative Black、当時では有名なオーディオ用ケミコン 12000u/63V2本が電力増幅段用、5600u/63V2本が電圧増幅段用。それ以外に、オーディオに特化したパーツは見当たらない。

パワートランジスタはサンケイ製2SA1186/2SC2837。3ペアのうち、真ん中はセンタースピーカ用。エミッタ抵抗0.1Ω、その両端電圧差検出用テストピン3ペアが付いている。

ヒューズ5A2本が基板上にあることを確認した。

そのほかに、±12V、±5Vの定電圧電源も生成し、出力している。

コネクタ CNV921(白、7ピン)は電源トランスからの入力用。
コネクタ CNB602、CNB002、CNB652(白、5ピン)は電圧増幅用基板AMP-Aと直結するためのもの。
コネクタ SCN706(白、4ピン)は電圧増幅用基板AMP-Aへの電源供給用。
コネクタ CNV501(白、6ピン)はスピーカ基板への出力用。6ピンはLRフロントスピーカ、センタースピーカにそれぞれ対応する。
コネクタ CNE706(黄、4ピン)、CNE702(黒、4ピン)は+12V, GND, -12Vの配列。
コネクタ CNV010(白、2ピン)はGND用。

大容量ケミコンの交換は今回見送り。そのかわりに、小物の3300u/35V2本を4700u/35Vに、470u/10V2本を470u/35Vに交換した。また、電力増幅段のケミコン47u/10V3本もオーディオ用ケミコン47u/25Vに交換する予定。

<トランジスタ情報>
 2SA988。ピン配置ECB。NEC製。AFアンプドライバ用。最大定格Vcbo=Veco=120V、Vebo=5V、Ic=50mA、Ptot=500mW。

2SA985A/2SC2275A、ピン配置BCE。NEC製、電力増幅用。外形TO-220。最大定格Vcbo=Vceo=150V、Vebo=5V、Ic=1.5A、Pt=25W。

2SD1585、ピン配置BCE。NEC製、電力増幅用。最大定格Vcbo=Vceo=60V、Vebo=7V、Ic=3A、Pt=15W。

2SA1186/2SC2837、ピン配置BCE。サンケイ製、エピタキシャルプレーナ型、オーディオ用電力増幅。外形TO3P。最大定格Vcbo=Vceo=150V、Vebo=5V、Ic=10A、Pc=100W。

<回路図>
 基板から起こした回路図。真剣にやったつもりだが、間違い箇所があるかもしれないので、参考程度にされたい。以下は電源部分で、説明する必要はなかろう。

121122.gif以下は電力増幅のRch部分。ほかに、センタースピーカ用とLch用もあるが、全く同じ回路となっている。バイアス調整半固定抵抗が見当たらない。Q664による過大電流検出回路が面白い。

121122-2.gif

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