タムロンの超広角ズームレンズは調整してもらって、それなりの改善がみられた。もう1本の望遠ズームについても調整してもらいたいが、納得させる理由は見つからず、取り敢えず比較してみることにする。

比較対象は80年代のニコン製MFズーム。

Tamron SP AF 70-200mm F/2.8 Di (A001)、日本製、新品購入。希望小売価格99,800、現行品。
Nikon Ai Zoom-Nikkor 80-200mm f/4S、日本製、中古購入(購入後自力で分解清掃)。1981年10月当時の発売価格105,000。

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タムロンレンズの良さはAFであること、開放絞りが一段明るいF2.8であること、最短撮影距離が0.95mであることだ。F2.8クラスの望遠ズームでは最安販売価格であることも無論良い。対して、ニコンのほうは発売当時ではプロ仕様とはいうものの、それと言った特徴がなく、最短撮影距離が1.2m、開放絞りがF4、いまでは見向きするひとはほとんどいないだろう。中古市場では数千円が相場。

では、画質の比較、主にシャープさについての比較をやってみたい。ISO 100、三脚使用、手ブレ防止のため、シャッターは5秒セルフタイマで切る。両レンズともLVモード(ライブビュー)によるピント合わせ。目盛に書かれた焦点距離のみについて、開放絞りからF11までで撮影。

Tamron SP AF 70-200mm F/2.8 Di (A001) (リンク先がRawファイル、サイズ約30MB)
 70mm: F2.8, F4, F5.6, F11
 85mm: F2.8, F4, F5.6, F11
 100mm: F2.8, F4, F5.6, F11
 135mm: F2.8, F4, F5.6, F11
 200mm: F2.8, F4, F5.6, F11

Nikon Ai Zoom-Nikkor 80-200mm f/4S (リンク先がRawファイル、サイズ約30MB)
 80mm: F4, F5.6, F11
 90mm: F4, F5.6, F11
 105mm: F4, F5.6, F11
 135mm: F4, F5.6, F11
 200mm: F4, F5.6, F11

細かい写真は上記のRawファイルを見るのが早いが、下では、ワイド側、中間、テレ側の開放絞りのみについて、右端一部を100%クロップしたものを示す。

(下の写真)Tamron SP AF 70-200mm F/2.8 Di (A001)、70mm F2.8。甘い像。
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(下の写真)Nikon Ai Zoom-Nikkor 80-200mm f/4S、80mm F4。高い解像力。
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(下の写真)Tamron SP AF 70-200mm F/2.8 Di (A001)、100mm F2.8。ワイド端よりはよくなっているが、まだ甘い。
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(下の写真)Nikon Ai Zoom-Nikkor 80-200mm f/4S、105mm F4。まずまずのレベル。
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(下の写真)Tamron SP AF 70-200mm F/2.8 Di (A001)、200mm F2.8。まずまずのレベル。
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(下の写真)Nikon Ai Zoom-Nikkor 80-200mm f/4S、200mm F4。まずまずのレベル。
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当たりを引いたのかもしれないが、撮影した写真をみて、本ニコンレンズに勝てるレンズはあまりないなぁと感じた。開放絞りからシャープなんだから。無論、タムロンは開放絞りが一段明るく、AFレンズだし、価値は十分あると思われるが。

F4同士の比較でもタムロンが勝てないのは、ニコン当時の凄さというか、プロ向けレンズの素晴らしさだろうね。

タムロンはワイド端の甘さを理由に調整してもらえないかな。

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