アンプLM1875の問題点といえば、電源ON・OFF時にポップノイズをスピーカに出すことだ。ONの時はまだしも、OFF時のポツっという音は結構大きい。ということで、リレー回路の追加を考えている。

電源ON時に数秒ディレイしてスピーカをつなぎ、電源OFF時に素早くスピーカを切り離す。それぐらいのリレー回路で十分。

電源電圧が24Vなので、24V駆動のリレーを探すことにした。Panasonic製AHJ3222は2c接点、しかも流せる電流が7AまでOK。価格もお手頃という理由で使うことにした。約40mAの駆動電流が必要。

手元に大量あるトランジスタ2SC1815は、ひとつだけではベース電流が0.1mAオーダー必要なので、2つでダーリントン構成にした。

放電が速くなるために、ディレイの時定数を決めるコンデンサCの容量を小さくしたい。というのは、電源OFF後すぐにまた電源ONにした操作(厳禁操作のひとつだが)に対しても、ちゃんとディレイが働くために、コンデンサに溜まっていた電気を素早く放電させておく必要があるから。

そう考えると、100uFが良さそう。さらに放電用抵抗R1を並列につける。あとは時定数を決めるRの値だ。ダーリントン構成のトランジスタになったので、選択の余地がだいぶ増え、とりあえず68kΩにし、ディレー時間は約6~9秒にした。

LTspiceでシミュレートし、さらに、ブレッドボードで実験したところ、問題はなさそう。P点の電圧はトランジスタQ1がなければ、最終的に2Vになるので、ダーリントン構成のトランジスタをONさせるには十分。なお、R2を流れる電流が1mA、Rの電流が20uA、トランジスタQ1のベース電流が数uA程度。電気を食っているところはリレー駆動電流の40mAだけだ。

電源電圧が18Vまでに低下しても、ちゃんとリレーが作動することを確認した。トランスの2次コイルがスペック上18Vとなっていて、それ以下になることはふつうありえない。

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以下は基板の表からみた配線図。サイズはmm単位。電源の接続箇所はわかにくいかもしれない。トランジスタとダイオードは汎用的なものであれば、品種は問わない。今回手元にあった2SC1815、1N4007をつかった。

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