90年代につくった金田アンプは以下のような回路だった。20年経ったいまでも通用し、アンプ作りに関する技術進歩は少ないようだ。

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パワーFETにソース抵抗を入れていないところはいまでは珍しいが、負帰還の抵抗比でゲインコントロールする発想は自分に良いとは思わず、ボリュームの50Kを完成後外した。また、そのアンプに発振しやすい問題点があった。

新たにFETアンプをつくる予定だが、入手できたパワーFETはいまいちだし、作りなおすほどの価値ある回路をよく吟味しないといけないので、着手するのがまだまだ先だ。

さて、測定した2SJ200/2SK1529はアイドリングを0.6Aにするほうが良さそう。それ以上だと発熱量がものすごくなるし、それ以下だとId-Vgsカーブが曲がるので、3次高調波歪みが大きくなりそう。0.3~0.6Aの幅、つまり、0.3Aの出力電流を常用パワーに対応させるには、FETのパラレル化が必要になってくる。

すなわち、常用パワーを1Wだとしても、スピーカのインピダンスが最低3Ω(B&W CM9のケース)なので、出力電流は0.58A、その最大値は0.82Aが必要。0.3Aで割ると、3個のFETをパラレル接続するのが理想的か。

それと、0.3Aの変化をもたらす電圧Vgsの変化は0.2Vで充分。CDプレーヤやUSB-DACの出力レベルは1V以上なので、電圧に関する利得は必要ないかもしれない。

窪田氏の0dBパワーアンプは80年代に発表されていたが、それがいま自分の目指すアンプなのか。もっと新しいなにかを取り込みたい。

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