ニコンのフルサイズ(FXフォーマット)用標準ズームレンズといえば、本レンズか、24-120/4 のどれかを考える人が多い。いきなり大三元の24-70/2.8 を選ぶひとは素晴らしい選択かもしれないが、20万を超える高値に躊躇するだろう。

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かくして、自分もカメラD750 の購入と同時に、ネット上の 24-120/4 に対する評価の悪さに影響され、本レンズを今年2月に購入した。半年間、しかし、ほとんど使うことなく、いま処分しようとしている。

なぜかというと、ほとんと魅力を感じないから。

まず、外観がチープ。表面のパターンやゴールド塗料で誤魔化そうとしているが、プラスチック製。個体差かもしれないが、ズームリングは回転が固い。24mm~35mm の間だけが固く、ほかはスムーズという精度の悪さ。ほかのニコン製レンズに比べてコンパクトではあるが、栄光を極めた70~80年代のAi/Aisレンズに比べて、自慢するところはそれほどないはず。

各焦点距離における開放絞りは実測すると以下の通り。こういう基本情報は公表してほしいね。

24mm – F3.5
35mm – F4
50mm – F4.2
70mm – F4.5
85mm – F4.5

F3.5はワイド側の僅かな焦点距離範囲でしか実現できていない。つまり、実質、24-85mm/F4-4.5 というスペックのレンズなのだ。

肝心の画質はどうだろう。結論を先に書くと、EDレンズ1枚、非球面レンズ3枚という構成のわりに大した画質ではない。格下のサードパーティレンズ、シグマ 24-105/4 には歯が立たない。

以下は各焦点距離における写真(D750の出したRawデータ)。絞りは開放、F5.6、F8、F11 の4段階。ISO 100、VR オフ、三脚使用。AFレンズなので、ピント合わせはカメラ任せ。

24mm: F3.5F5.6F8F11
35mm: F4F5.6F8F11
50mm: F4.2F5.6F8F11
70mm: F4.5F5.6F8F11
85mm: F4.5F5.6F8F11

上記の写真の一部について、左端を100%クロップしたものを以下に示す。

(下の写真)焦点距離24mm、開放絞りF3.5。
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(下の写真)焦点距離24mm、絞りF11。
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(下の写真)焦点距離35mm、開放絞りF4。
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(下の写真)焦点距離35mm、絞りF11。
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(下の写真)焦点距離50mm、開放絞りF4.2。
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(下の写真)焦点距離50mm、絞りF11。
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(下の写真)焦点距離70mm、開放絞りF4.5。
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(下の写真)焦点距離70mm、絞りF11。
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(下の写真)焦点距離85mm、開放絞りF4.5。
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(下の写真)焦点距離85mm、絞りF11。
161028-85f11

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