最近、トロイダルトランスをよく使っている。容量の割に安いから。そのトロイダルトランスは2次側が2巻き構造がほとんど。

何の疑いもなく使ってきたが、その接線方法に気を使わないといけない。

下の写真2枚をみてみよう。

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上の方は、中身がトロイダルトランスで、2次側の巻き始めと巻き終り同士を結合してGNDとすれば、正負電源として使える。その接続法では、GNDからみると、赤ACと黄ACが逆位相になっていて、ちょうどトランスのセンタータップになる。

下の方は、昔によく見かける2巻きEIトランスの一例。しかし考えれば不思議に思う。つまり、途中の12Vタップをどうやって取り出したのかという疑問。2本のポリエステル被覆銅線を並行して同時に巻いていると推測するが、全部の巻き数がたとえば15回とすると、片側が3巻き目でタップを取り、もう片方が12巻き目でタップを取るのだろうか。奥と外では、厚みが重なっていくうちに、1回の巻きの長さが長くなっていく。正確に12Vとするには予め、3/15と12/15分のところにマークを付けるのだろうか。

なぜ、接線方式に疑問を感じたのかというと、手持ちのトロイダルトランスをどう接線するか、不安に感じたから。

そのトランスは2次側が2巻きで、9/15Vにタップが付いている。

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整流後のDC電圧5Vと24Vが必要なので、2次側の9Vと18Vを同時に使いたい。下の接線方法ではなんとか使えるか。15Vを使うのであれば、同時に他の9Vや18Vは使えないかな(5Vと24Vの代わりに、5Vと12Vにするならば)。DC24Vを先に作り出し、さらに三端子レギュレーターによってDC5Vにする方法もあるが、放熱量のことを考えると、今回は2次側の9Vを同時に使うことにしたい。

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さて、午後に実験して確かめた。100Ω/10Wの抵抗を、AC18Vの全波整流直後につけてみた。約250mAの消費電流になるが、出力電圧は約20Vに落ち込んだ。無負荷時は26Vまであったのに。18Vにはまだ余裕が残り、製造メーカーがスペックに嘘をついたわけではないが、想定した24Vよりは大幅ダウン。一方、定格24V/0.9Wのリレーを電圧下げて動作確認したが、18V辺りがギリギリライン。ということで、余裕が全く残っていないが、なんとか使えそうなトロイダルトランス。次回はやはり容量に余裕のあるものを選びたい。今回は買物失敗にしとこう。

なお、下の接続方法ではすっきりするが、電流容量が足りない気がする。DC24Vでは250mA、5Vでは50mAが必要で、24V側は200mAを超えているからだ。

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<追加>
 PSでファンを物色したら、8cm角 24V/1Wものを発見。回転数が2150/minと低く、風量も0.73m3/minと小さいが、その分騒音も少なく、23dB。何よりも省エネ、40mAしか消費しない。2つ合わせても80mAしかなく、想定した1台分よりも少ない。それで、24V側の消費電流は計115mAに抑えることができ、余裕が出てきた。

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