だいぶまえに入手したシフトレンズを取り出して、合成写真にチャレンジ。

シフトレンズ PC-Nikkor 28mm F4 は機構が面白いが、光学的性能はそれほど高くなく、当時の28/3.5と同程度。高画質を期待していた分、がっかりした時期があった。

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大人のオモチャと考えると気が楽になるので、合成写真づくりに着手。現像ソフト Lightroom には気軽に複数の写真を合成してくれるパノラマ合成機能があり、シフトレンズでなくても、ふつうのレンズを適当に水平方向や垂直方向に角度を変えて撮影しておけば、ソフトが適切に一枚のパノラマ写真に合成してくれる。つまり、シフトレンズは不要なわけだ。

しかし、折角シフトレンズがあるので、今回はシフトレンズを使ってみた。露光はマニュアル。シフトレンズはレンズガラスが左右に大きく動くので、レンズの絞り値をカメラに伝える機構はニコンの当時の技術では設計できなかったようだ。ということで、絞り値をF22に、シャッタースピードは1/60当たりに適当にして撮影してみて確認し、シャッタースピードを前後に変えてやれば、適切露出が得られる。フィルム時代なら、測光メーターが必要だったかもしれない。

カメラを三脚に載せ、片方向いっぱいまでレンズをシフトし、撮影したら、レンズを180度回転させて、もう一枚を撮る。完全平行移動の写真2枚をこうして撮る。

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素材が揃ったら、Lightroomに読み込ませ、パノラマ合成というコマンドひとつで出来上がり。サイズは縮小せず、9766×3976ピクセル(約5.5MB、JPEGファイル)。つまり、超広角レンズ以上の高画素数写真が得られるわけだ。

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超広角レンズは上下に余計なものを入れてしまうのに対して、シフトレンズによる合成は現実的のような気がする。シフトズームレンズがあれば、超広角ズームレンズは要らないかも。上の合成写真は左右の画角が焦点距離18mmのレンズに相当するようだ。

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