前の記事 では、すでに所有しているレンズのうち、焦点距離35mm のレンズ5本(うちの1本はズーム)の比較をやっていたが、新たにレンズが増えたので、もう一度比較してみたい。

今回はレンズ6本。
 Sigma Art 35mm F1.4 DG HSM、現行品
 Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D、現行品
 Nikon Ai Nikkor 35mm F1.4S、現行品
 Nikon Ai Nikkor 35mm F2
 Nikon Nikkor-S Auto 35mm F2.8
 Nikon Ai Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5S

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レンズの選択は楽しいし、難しい。画質で選ぶならシグマになるが、携帯性(コンパクト)を考慮するなら、ニコン AF 35/2D や Ai 35/2 が有利。利便性では当然ズームになるし、夕方や夜間、暗いところで撮影するなら Ais 35/1.4 が有利。Autoレンズの良さは物づくりに対するニコン当時の姿勢(敬畏精神)を感ずることができ、操作していて楽しい。また、街角でのスナップ撮影では、AF 35/2D が有利。D750 は iPhone 経由で撮影できるので、ケータイを弄りながら至近距離からスナップ撮影するという大胆なことができる。ということで、どのレンズも自分にとっては必要で、処分できないわけだ。

では、実際に撮り比べの写真を示す。ISO 100(F1.4のレンズ2本の開放撮影では、さらに低いISOにした)、三脚使用、AFレンズはカメラ任せのピント合わせ、MFレンズはLV(ライブビュー)モードによるピント合わせ。

開放絞りとF4でのNEFファイルは以下のとおり。ファイルサイズはそれぞれ約30MB、Exif情報もそのまま残っているはず。無論、NEFファイルなので、D750の出力したそのものになる。

Sigma Art 35mm F1.4 DG HSM、F1.4F4
Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D、F2F4
Nikon Ai Nikkor 35mm F1.4S、F1.4F4
Nikon Ai Nikkor 35mm F2、F2F4
Nikon Nikkor-S Auto 35mm F2.8、F2.8F4
Nikon Ai Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5S、F3.5F4

NEFファイルのままではとても分かりにくいので、それらの一部を100%クロップしたものを以下の画像に示す。

まずは開放絞りでの挙動。(下の写真)Sigma Art 35mm F1.4 DG HSM、開放絞りF1.4。
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(下の写真)Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D、開放絞りF2。
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(下の写真)Nikon Ai Nikkor 35mm F1.4S、開放絞りF1.4。
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(下の写真)Nikon Ai Nikkor 35mm F2、開放絞りF2。
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(下の写真)Nikon Nikkor-S Auto 35mm F2.8、開放絞りF2.8。
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(下の写真)Nikon Ai Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5S、開放絞りF3.5。
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今度は絞りF4での比較。同一絞りなので、直接対決になる。
(下の写真)Sigma Art 35mm F1.4 DG HSM、絞りF4。
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(下の写真)Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D、絞りF4。
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(下の写真)Nikon Ai Nikkor 35mm F1.4S、絞りF4。
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(下の写真)Nikon Ai Nikkor 35mm F2、絞りF4。
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(下の写真)Nikon Nikkor-S Auto 35mm F2.8、絞りF4。
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(下の写真)Nikon Ai Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5S、絞りF4。
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感想はひとそれぞれだが、解像度に限って言えば、ズームレンズ Ais 35-70/3.5の良さが改めて実感した。シグマが最もよく、Ais 35/1.4、Ai 35/2 もよく頑張った。だめなのは AF 35/2D、Auto 35/2.8 の2本。

AF 35/2 は唯一のDタイプレンズで、ニコンレンズ5本のうち最後発なのに、解像度はそれほど高くない。

コストパフォマンスで選ぶなら、Ai 25/2 (その後継者 Ais 35/2 も同一画質だと思われる)か、ズーム 35-70/3.5。とくに、ズームレンズは数千円でゲットできるので、F3.5と開放絞りが暗いが、それでも問題なければ、画質の面でもピカイチになる。

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