主役LM3886の登場。2つ合わせてもデジアンTA2020のほうが大きい。
さて、考えているアンプの回路図を適当に書いてみた。
<狙い目>
1.パラレル接続
パワー的には必要ないかもしれないが、FETアンプがすでに作ってあるし、ICでないと難しいアンプを作りたいので、敢えてつくることにした。2枚のLM3886を別々のトランス電源でトライブするので、計算上200Wになるはず。
2.反転増幅
非反転増幅でLM3886を使う例が大多数だが、安定性を考慮して、反転増幅で使ってみる。
3.前段オペアンプ(FETがよりよいか)
反転増幅だし、パラレル接続なので、入力インピーダンスが見かけ上500Ωしかない。それをドライブするのに、どうしても前段オペアンプが必要になってくる。でもインピーダンスのマッチングを取るなら、FETでもできそう。
4.カップリングコンデンサを採用
嫌だけど、USB-DACの出力にはDCオフセットが含まれるので、コンデンサC1を入力段に追加せざるをえない。HPFになるが、質のいいコンデンサの入手性で容量を2.2uFにし、R1の抵抗値を20kにした。
5.DCオフセットの低減
パラレル接続なので、DCオフセットを無くしたいところ。かといって、複雑なDCサーボ回路は使いたくない。ネット上にVR1の追加で低減に成功したことが報告されていて、パクった。