かねてからやろうとしたことをやっと実行した。

Nikon Nikkor-S Auto 35mm F2.8 というオールド・オートレンズはマウントの周りのスカートが短いため、デジカメ D750 (手持ちのD7200 も同様) に無改造で装着できる。スカートの短いレンズは、ほかに、Auto または New 20/3.5、28/3.5 という2種類。

(2016.9.12追加)本記事が紹介した内容は以下のカメラにも対応するようです。一々個々のカメラで確認したわけではないが。キーワードは「露出計連動レバー」をもつデジカメ、そういう機種であれば、同じ対応でレンズが使える。

160912-0

(追加終)

ただ、装着できて、絞り優先やマニュアルモードで不自由なく撮影できても、レンズの絞りリングを回して設定した絞り値をカメラに連動させないと、絞り値のExifデータや他の問題が起きるので、それなりの工夫がさらに必要。

工夫のひとつは非破壊改造と言って、すでに昔のブログ記事に報告させて頂いたことが、本記事はその実践編。

まずはレンズの確認。Ai方式以前のオートレンズ Auto Nikkor-S 35mm F2.8。1971-74 年の製品らしい。いわゆるマルチコート (あれば、Nikkor-SC になるはず)という製品はなく、その後継モデルは New Nikkor 35mm F2.8 になる。最終期に Ais 35mm F2.8 も販売していたが、売れなくて流通数は少ない(レアと言っても高い収集価値があるわけではない)。

160910-1

カニ爪(正式名称は露出計連動爪)を外す。カニ爪はレンズを将来処分する際、本改造前の元状態に戻すために、失くさず保管しておこう。

160910-2

160910-3

厚み1mm のアルミ板を次のように加工する。アルミはとても柔らかい素材なので、ヤスリがけ作業はそれほど大変ではなかった。

160910-4

そして、カニ爪を固定していたネジ2本を再利用して、自作したパーツをレンズに装着する。

160910-5

160910-6

160910-8

カメラ側の露出計連動レバーときちんと連動することを確認しよう。うまく行かなければ、ヤスリがけを再度して微調整する。

160910-7

オートあるいはニュー 35mm F2.8 レンズは暗いので、安くゲットできる。このような作業をやれば、レンズを傷つけることなく、自力で Ai 改造が可能で、最新のデジカメに使えるわけだ。

Ai改造後のテスト写真。下の写真から絞り値F4という値はExif情報により正しく読み取れる。

160910-a

160910-9

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Post Navigation