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1965~1969年に発売された、キヤノン社製レンジファインダーカメラの最高峰 Canon 7S。製造台数は約19,000。

これをもって、戦前の標準型(ハンザ・キヤノン)に始まる、キヤノン社製レンジファインダーカメラの歴史は、32年間という時を刻み、終焉を迎えた。その後、キヤノン社は一眼レフカメラの開発・製造に転向して、記念モデルを含め、2度とレンジファインダーカメラをつくることはなかった。

最大の特徴はCds露出計を内蔵したこと。電池を使うことで、いまとなって、多くのひとに嫌われている。いずれ故障するからだろう。そういう意味で、ライカは最後まで、露出計をバルナックライカに内蔵させなかったことが正解だったのかもしれない。

ファインダーは大きく、非常に明るく、数あるライカコピー機のなかでは最高の出来だろう。ブライトフレームが35mm, 50mm, 85(100)mm, 135mm 焦点に対応し、軍艦の左側にあるダイアルで4段切り替える。また、ファインダーアイピースは大きく覗きやすい。その右にはダイアル式の露出計スイッチと、押し込むと露出計が作動する測光ボタンが配されている。

1軸不回転式シャッターダイアル、レバー式巻上げ、クランク式巻き戻し、裏蓋のオープンによるフィルムカウンターの自動リセット、使い方は現代カメラとなっている。なお、シャッター幕は金属製、耐久性に優れている。

「50mm F0.95」という現在でも民生用として最も明るいレンズを装着できる。

60年代後半の製造でもあって、いまでも露出計を含めて、手持ちのこのカメラは完動の状態にある。

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