瀕死状態のSimpsonをなんとか使えるようにしたが、メータの感度が低下していることがやはり気になる。電流レンジは調整することでスペック内に収めることができたが、問題は電圧レンジ。回路図みても分かるように、メータの感度を上げなければ、抵抗器を変えるしか治す方法はない。

ではメータの感度を上げるにはどうしたらいいだろう。方法はいくつかある。①永久磁石を充磁する。最もまともなやり方だが、設備や機械が必要。②コイルの回る力を増やす。具体的には巻数を増やしたり、弱いヒゲゼンマイに変えたりする。③回転系を軽くする。指針を金属からプラにするとか。

今回は邪道だけど、100円ショップからゲットした丸い磁石をふたつ貼り付けることで、磁力を増やした。貼る場所によって、磁力を減らすこともできるので、面白かった。ふたつにした理由は単純で、ひとつだけなら所要の感度に達しなかったから。でも結果的に、ふたつにしたことで、バランスが保たれて、回転の線形性が問題にならずに済んだ。

120519.jpg 120519-2.jpg 120519-3.jpg

50uAレンジで確認したら、感度がちょうどよい状態になった。

120519-10.jpg 120519-11.jpg

つぎにDC1mAレンジにて、可変抵抗R27を回してFSに調整した。

120519-12.jpg 120519-13.jpg

DC2.5Vレンジにて確認。

120519-14.jpg 120519-15.jpg

ACVの調整は残っているが、省略する。

ボロボロ状態は相変わらずだが、一生懸命作業した結果、各レンジの許容誤差がスペック内に戻った。と同時になんとなく愛着心も湧いてきた。50年間の苦労をねぎらってあげたい気持ちだ。

120519-4.jpg 120519-5.jpg

Comments are closed.

Post Navigation