もっているニコンFマウント用レンズ50本のうち、24mm単焦点レンズはわずか3本しかない。今回それらを比較してみたい。

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Sigmaレンズ: Sigma Art 24mm F1.4 DG HSM、AF、新品購入
Autoレンズ: Nikon NIKKOR-NC Auto 24mm F2.8、MF、中古、薄曇りあり
AF/Dレンズ: Nikon Ai AF Nikkor 24mm f/2.8D、AF、中古、光学系問題なし

古い広角レンズは薄曇りになったことが残念だが、なかなか気づきにくい。レンズの正面からでも後ろからでも、簡単に見つけるわけではない。レンズの後部を強力なライトで照らして、レンズの正面から、ガラスの周辺部を、レンズを回転しながら角度を変えてよく観察するとやっと気づくものだ。他のメーカーに比べて、ニコンのレンズはガラスの品質がまともだが、それでも持っている古い広角レンズはその数本が薄曇り状態。そういう意味で、光学系完璧な広角オートレンズは宝物。ガラス以外の部分は滅多に壊れないので、末永く使えるはず。

さて、撮影条件は以下のとおり。天気は曇り。三脚にデジカメD750を載せて、LVモードによるマニュアルフォーカス。ISO 100。絞りをF1.4, F2, F2.8, F4, F5.6という5段階(開放絞りF2.8のレンズ2本は後者の3段)に切り替えて撮影。

被写体全体は以下の写真(Auto 24/2.8の開放絞りによるもの)のとおり。中央部、左右両側を比較対象にする。

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なお、Sigmaレンズは評判がいいので、その開放絞りの写真(6016×4016)をさらに下に示す。隅から隅まで、シャープさに問題がないだろうか。絞りF1.4がまともに使えるレンズはそうそうないから。

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では、中央部の比較写真。差はあまり観察できなかった。

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つぎに、左側の比較。Sigmaは開放からシャープだが、ニコン2本は少なくとも1段絞らないといけない。F2.8ではAF/Dが僅かによく、F5.6ではAutoが僅かにいいように見える。

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最後に、右側の比較。こちらもニコン2本はF4に絞らないとほとんど使い物にならない。Autoに比べて、AF/DがF4において、僅かに解像度が高い気がする。その差が僅かだが。

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比較した結果、Sigmaレンズの優秀さが改めて確認した。万年2流メーカーのレンズが純正品を超えたので、職人芸ではなく、コンピュータ設計をうまく活用した成果が見せつけられた。AutoレンズとAF/Dレンズは製造時期の違い、レンズ構成の違いがあるのせよ、よく似たような描写だ。周辺部までキリッと撮影するなら、F5.6以上に絞るべきだ。

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