高解像度フルサイズデジタル一眼レフカメラの登場によって、レンズづくりの方向性が大きく変わった。すなわち、解像度重視のレンズが幅を利かせるようになった。所有者がピクセルごとに、レンズの解像度を比較できるからだろう。しかし、解像度重視の犠牲として、大きくて重たいレンズになってしまった。ソニーのミラーレンズカメラにさえ、一眼レフと同等なレンズを使わざるを得ない。レンズの大きさや重さは設計者が自由に決めるものではなく、必要とする解像度によって定まった側面が大きいようだ。レンズの設計や採用するガラス素材に大きな革命が起きなければ、ますます大きくて重たいレンズになっていく。なぜなら、撮像素子の解像度はまだまだ向上するだろうから。

さて、旅行等に持っていくレンズなら、サイズや重さに自ずと限界がある。旅行の目的が撮影ならまだしても、各地の文化・生活を楽しむとすれば、10キロものカメラやレンズを持ち歩くのはしんどい。解像度がそこそこ、どちらかといえば、軽量コンパクト重視というニーズもあろう。

解像度重視 <> 軽量コンパクト重視

そう考えて、軽量コンパクトの代表格であるMFズームレンズを物色するようになった。そして、本レンズをヤフオクから調達した。ヤフオクからレンズを買うことは博打に近いもの(いわゆる塾生という出品者の商品説明は全くいい加減。そういう商品がまた大勢出品されていて、困ったものだ。)だが、案の定、自分で分解して、ガラスのヨゴレ取り、ネジの固定化(そうしないと立てた時に、ズーム環が自重で下に落ちてしまう)等、数時間かけて行い、やっと納得のいくものに改善した。

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本レンズはニコンEMに合わせて、設計されたシリーズE のうちの1本。Nikkorの出荷基準に達していないので、Nikkorとは呼べない代物。ただ、150mmまでのNikkorズームレンズがないので、他の選択肢がない。また、ズームしても、レンズ自体の長さが変わらないところはGood。2倍ズーム比、明るさは3.5通し、85mm, 105mm, 135mm という三本の単焦点レンズをカバーするので、それなりの使い道があろう。

以下はテストした画像。三脚に載せ、最大絞りF3.5、ISO 200による撮影。ズームをそれぞれ、75mm, 100mm, 150mmにセット。

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約4千円で入手した本レンズを末永く可愛がっていけるかな。

研究資料として、ネットにあった情報を載せておく。ちなみに、本レンズはシリアルナンバー的に最後のグループに入る。

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