マルチテスタではないが、17レンジでDCV、DCAが測れる。しかも、精度階級が0.5級と大変高く、フルスケールに対し、0.5%以内の誤差となる。入手した製品は1964年製、約50年前だが、いまでもほぼ同じ機種が希望小売価格¥83,000で販売されている。こんなロングラン商品はほかにあるのだろうか。

大型で重い。テスタ YEW 3201を隣に並べると小柄のように見える。内部抵抗が1kΩ/Vと低いことが唯一の欠点か。ロータリースイッチが排除され、可動部による信頼性低下を防いだ。

内部の抵抗器はすべて巻線で丁寧に作られていて、よく見かけるような市販品はひとつもない。約50年経っても、精度がいまでもスペック内にキープされている。恐ろしい製品だ。

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下の写真は3V入力に対する指針の表示と内部抵抗を示すもの。表示誤差はほぼゼロ、抵抗器誤差は0.02%。

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ついでに、他の電圧レンジ 10, 30, 100, 300, 1000Vに対するそれぞれの内部抵抗を以下に示す。相変わらず精度が高く、すべて0.1%以内。メータと抵抗器だけで構成される単純回路がゆえの絶対的信頼性。

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