届いた古いテスタに単2電池2本が入っていた。乾電池周りのスペースに新聞紙の欠片が挟まれ、朝日新聞大阪本社が発行した、1962(昭和37)年8月6日(月曜)付けの朝日新聞だった。

早速万年カレンダーを利用して曜日を確認した。月曜であることは間違っていない。核実験のことが新聞紙の何箇所にも書かれていて、タイトルが完全に読めるもののひとつに、「原爆研究、進んでいる 陳毅中共副首相が言明 スイスの放送局で対談」があった。また、新聞定価1ヶ月290円、一部10円との記述があった。

乾電池に製造日付は見当たらないが、新聞によって、1962年以前製と判断した。また、テスタは当時、関西で使われていたとも推測した。

乾電池は三洋電機製、「サンヨー乾電池 ネオ スーパー 特単二」というもの。日本工業規格品 JIS C8501(マンガン乾電池に関する規格)に合格したようだ。単価が¥30.00と書かれている。

.00という書き方からするとは銭が使われていた年代の商品だと思った。でも調べたら、1953年末をもって銭の使用が停止された。

テスタ自体は1954年2月製。乾電池がテストと一緒に出荷されたものと考えれば当時の状況と整合するが、新聞はなにを意味するのか。後に誰かが入れなおしたのかな。

物価を比較すると、新聞は10倍に値上がりしたが、乾電池は100円ショップでは1本50円なので、それほどの値上がりになっていない。

それにしても単2電池がほとんど腐食しないものだと驚いた。先日のVTVM付属の単1乾電池もセーフだった。比べて、単3の腐食ぶりは何なんだろう。

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