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昨年までは知らなかったテスタ製造メーカーのひとつ。製造年はわからないが、ゼロオーム調整ボリュームに NOBLE B-10KΩ 64.10-2と書いてあるので、1965頃の製品だと推測した。

同時期のテスタはまだ数多く見ていないが、デザインからして異色なメーカーだと思えた。いかに綺麗に魅せるか、とことん追求したようだ。ロータリースイッチをそのまま見せているから。

しかし、使いやすいテスタではないようだ。レンジの配分はとくに分かりにくい。
 DCV 0.28, 1.4, 7, 35, 140, 350, 700V
 ACV 1.4, 7, 35, 140, 350, 700V
 DCA 50u, 7m, 140mA
 DCR x0.1, x10, x1k

内部抵抗はDCV 20k/V、ACV 5k/V、ふつうのレベル。

入力端子のDBはデジベル測定だが、RFは内部にゲルマニウムダイオード 日立製 1N34A が使われていることから、ある程度の高い周波数まで測定できるからそう命名したと思われる。なお、ACVの整流にはダイオードではなく、セレンが使われている。ダイオードが高級品だったのかな。

内部の抵抗器が同時期の製品に比べて小さい。だからDCAは140mAまでしか対応できていないかもしれない。抵抗器に抵抗値がなく、代わりに通し番号F01やF24が印字されている。回路図がないと修理にも面倒な機種だ。

内蔵電池は単三2本と積層22.5V。

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