タムロンの90mmマクロレンズはとても有名で、その高い評価を最初に得たのは本レンズ SP 90mm F/2.5 (Model 52B)。フォーカスリング、絞りリングのラバー(ゴム)以外に、オール金属製らしく、0.5倍までのマクロ撮影だけでなく、ポートレート撮影でもボケが綺麗と言われている。

80年代以降、何回も本モデルを買ったり売ったりしていたが、デジ一に使いたいので、また手にしたわけだ。ただ、中古レンズを高いお金で買うことに億劫になっているので、ジャンク品を狙った。

160514-20

160514-21

160514-29

160514-2a

到着した本レンズはニコンFマウント(アダプトール2付き、カニ爪あり)用。ちょっとした当たりが1箇所にある以外、割りと綺麗な外観。しかし、ガラスにカビやクモリが多数。そこで、レンズ構成図を確認しつつ、レンズを分解し、ガラスをクリーニングすることにした。

まず、前玉の押えリングを外す。

160514-22

160514-23

その下のネジ4本を取り外すと、第1群~第4群をまとめるガラスユニットが取り出せる。

160514-24

160514-25

160514-26

さらにそのユニットを前後から押えるリング2つをそれぞれ外すと、前からは第1群、第2群、後からは第3群、第4群が出てくる。

160514-27

160514-28

こうなれば、ガラス表面のカビやよごれは取れたが、貼り合わされた第2群ガラスの間のクモリは取れず、本レンズも結局ジャンクのままだ(あるいは、難ありという表現か)。メンテの立場なら、コーティングなし、貼りあわせのないレンズが最強かもしれない(たとえば、Nikkor-H Auto 28mm F3.5とか)。それでも、状態の良い本モデルのレンズは少ないらしく、大事にしていきたい。

160514-2e

元に戻し、組み立てなおして完成。ヘリコイドや絞りは問題ないので、他の部分のメンテは必要なしと判断。

160514-2b

三脚に載せて、花や鉄を撮ってみた。

160514-2f

160514-2g

160514-2h

新しい発見として、本レンズの絞り羽根は8枚だ。持っているニコン用レンズでは唯一の存在。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Post Navigation