収集用第2号 サンワ U-50DX。フルークを真似したい気持ちはわかるが、日本流の小さくて可愛いという特徴を捨ててはいけない。U-50DXはポケットサイズに相応しく、持っていて可愛く思える。

黒色ベークライトがよい。メータカバーが透明プラスチックである点はマイナスだが、70年代になってわざわざガラスのままにするテスタはなかったのかもしれない。ロータリースイッチはふらふらせず、安定感がいまでも伝わってくる。

中を開けて観察してみよう。Fクラス(誤差1%)巻線抵抗が使われている。手作業によるハンダ付けだったことが想像できる。巻線抵抗のブランドは自社SanwaとKRの二種類。ダイオードはどういうわけか、異なる型番が使われている。誰かが交換した可能性もあろう。

Ωゼロ調整ボリュームは当時のラジオによく見られるタイプで、質のいいものではないかもしれない。一番の問題はバッテリーホルダーの腐食。金属ホルダーに電池を入れて、ネジを回して電池の尻を固定させるタイプのようだ。液漏れによって片方のホルダーは腐食が激しく、誰かが改造し直したようだ。

まだDC電圧しかチェックしていないが、ロータリースイッチといい、巻線抵抗といい、全体的によく作られたテスタだと思う。大切にして行きたい。

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