米National Semiconductor製精密基準電圧源 LM399Hが手に入るので、それを利用した基準電圧をつくってみた。

<LM399の特長(メーカーのデータシートにより)>
 出力電圧 6.6~7.3V(典型値 6.95V)
 温度係数 0.0001%/℃
 出力の初期値許容誤差 ±2%
 動作電流 500μ~10mA
 長期安定性 20ppm

<ピン配置>

111119.png

<基本的な使い方>
 温度スタビライザに流れる電流は約10mA

111119-2.png

さて、温度スタビライザの電源電圧は多少変動あってもよさそうだが、それほどのコストでもないので、7812当たりの三端子レギュレータ経由で供給する。

逆方向降伏電流はなるべく変動しないよう、また最適な電流が1mAになるよう、安価なシャント・レギュレータTL431経由で定電圧を供給する。

さらに、出力負荷の変動による影響を避けるため、超低オフセットのオペアンプ OP-07CP を出力につける。出力に抵抗を一切使わない。抵抗の温度係数による影響を避けたいので。

OP-07CPはそのデータシートによると、入力オフセットの温度係数が最大 1.8μV/℃、長期に渡る入力オフセットのドリフトが 0.5μV/mo、約7Vの出力に対して全く影響を与えないと考えていいだろう。オフセットは当然調整可能だが、市場で買える抵抗でやったら却って温度係数を悪化させるので、やめるべきだろう。

同じ回路を2セット作り、多少でも信頼性を高めたい。出力値は一回測れば決まるが、それよりも温度変動や長期ドリフトが問題になる。

LM399H.gif

手持ちのパーツで早速作った。肝心のLM399Hはまだ到着していないが。基板を固定するネジが表に見えるのが気になる。隠したい。ジョンソンターミナルの間隔を精確に19mmに合わせた。そんな規格を知ったのはつい最近のこと。

111120.jpg 111124.jpg

以上の写真は後日に追加したもので、記事の内容説明と日付的に異なっている。

Comments are closed.

Post Navigation