PICを取り入れることで、測定器作りにソフトの割合が大きくなった。とくに、いま取り込んでいるLCメータは、共振周波数からL、Cの値を計算で出すので、ハード(オペアンプ)でやると大変。二乗があったり、乗除算があったり。

説明は省略するが、3つの周波数から、浮遊容量と浮遊L成分を算出したうえ、測定対象のLCを算出という計算式。ただし、C0は基準コンデンサ、オリジナル回路では1000pFと指定されたもの。

手元に秋月電子のデジタルLメータキットでつくった測定器がある。位相発生回路や位相検波回路がそのキットに使われていて、デジタルといってもソフトが一切関わらなかった。回路全体が複雑なうえに、精度も2%とそれほど高くない。比べて、PIC利用のLCメータは共振周波数を測るだけの回路。ソフトの力を借りると、測定の考え方までが変わる一例だ。

でも、PICのプログラム容量が小さいことに泣かされた。PIC16F88やオペアンプ内蔵のPIC16F785を中心に使っていこうと考えていたが、LCメータのような極簡単な実数演算プログラムでも領域が足りないことを考えると、PIC18系に移行すべく気がした。価格的差はほとんどないし。

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